うさぎと外で散歩している写真や動画を見たことがありませんか?
私はうさぎを飼ったら一緒に外で散歩するのが夢でした。
しかし現実はそんなに甘くありませんでした。
今回の記事では実体験も含めて、うさぎを外で散歩する前に確認してほしいことをまとめました。
最後までご覧ください。
Contents
うさぎに外の散歩は必要?
結論からお伝えすると、必ずしも外で散歩する必要はありません。
部屋の中で1時間程度の散歩をするだけでも、うさぎにとっては良い運動になります。
それでも、散歩に連れていきたい気持ちもありますよね。
飼っているうさぎが外で散歩できるのか、一緒に確認していきましょう。
うさぎの性格から散歩で注意する点まで順番にご説明していきます。
外の散歩に向いている性格は?
外での散歩に向いている性格と、向いていない性格があります。
向いている性格は、好奇心があり普段から色んなものに興味を示すような適応能力がある子です。
反対に、臆病な性格で警戒心が強く環境の変化が苦手な子は向いていません。
飼われているうさぎは、どちらの性格に近いでしょうか?
人間と同じように、うさぎにもアウトドア派とインドア派があるんです。
インドア派の子を外に出すと、ストレスがかかってしまいます。
うさぎなど小動物にストレスを与えるのはよくありません。
外での散歩に向いていない子には、部屋の中の散歩でたくさん遊んであげてください。
うさぎを部屋んぽデビューするには?準備する物から注意点までご紹介します
散歩するのに必要な準備は3つ
散歩はいつから始めたらいいでしょうか?
6ヵ月を過ぎたあたりからのほうが良いと思います。
お迎えしてから住む場所の環境が変わり、うさぎによっては環境になかなか慣れない子もいます。
そんな子に散歩をさせるのは難しいです。半年ほど様子を見てあげてください。
その半年間にできることがあります。
散歩するのに必要な事前準備を3つ試してみましょう。
その3つは以下の通りです。
①抱っこができるようにする
移動する際や、いざという時に抱っこができないと飼い主の方が困ります。
そんなことにならないように、日頃から抱っこできるように訓練をしましょう。
まずは膝の上に乗るように、おやつで誘う方法があります。
その方法で、抱っこできるように誘導していきましょう。
②ハーネスとリードを付けてみる
部屋の中で、ハーネスとリードを付けてみましょう。
嫌がるようでしたら無理に着けないでください。
付けることができたら部屋の中を散歩してみましょう。
外で散歩をするための事前練習になりますね。
私もうさぎにハーネスを付けることができましたが、しばらくしたらハーネスから何とか抜け出そうと暴れ始めたので取りました。
上手くいかなかった例です。こんなことにならないように、気をつけてくださいね。
③庭などでまずは試してみる
いきなり公園に行くのではなく、お庭などいつもと違う場所に連れて行ってみてください。
そこで、うさぎがどのような反応をするか観察しましょう。
先ほど性格について書いたように、好奇心旺盛でしたら外に連れて行っても大丈夫です。
しかし、新しい環境に慣れない子でしたら外は控えましょう。
これも玄関で試してみましたが、ビクビクしていて見ていてかわいそうになったので部屋に戻しました。
完全に外に向いていない子でしたので、夢は叶えられませんでした。
皆さんも試してみてください。もしかしたら、外で散歩ができるかもしれません。
外での散歩時間は初めは短く挑戦してみて、だんだん長くしていき丁度いい運動時間を探っていきましょう。
必要なものをご紹介
チェックシートを作りましたので、参考にしていただけたらと思います。
①ハーネス+リード
これは必要ですよね。その子に合ったサイズで、締めすぎには注意しましょう。
②キャリーケース
少し距離のある場所に行くなら、キャリーバックは必要ですね。
近くの場所なら抱っこして行けばいいので、必要はないです。
③おやつ
うさぎも運動するとお腹がすくと思うので、おやつやエサなど食べ物を少量用意していきましょう。
④水分
おやつ同様に運動したあとに水分も必要です。
普段から使っているタイプの水入れの方が慣れていています。それを持っていきましょう。
⑤ブラシ
外で散歩すると、うさぎの毛に何かついているかもしれないです。ブラシをして綺麗にしてあげましょう。
⑥タオル
ブラシで取れない汚れは、タオルで拭いてあげましょう。
どうしても取れないときは、少しだけ濡らして拭いてあげてください。
濡らしすぎると、風邪などの原因になるので気をつけてください。
⑦ペットサークル
意外にあると便利な物です。
逃げたらどうしようと思う方は、ペットサークル内で散歩しましょう。
飼い主の方にとって安心できる持ち物です。
注意する点は?
外で散歩するときに気をつける点は、4点あります。
①他の動物がいない場所を選ぶ
犬や猫が多い場所だと、うさぎにとっては安心できる場所ではありません。
また、猫には気をつけてください。猫の爪でうさぎが怪我をした例も聞いたことがあります。
②車道など車に近い場所を避ける
もし、うさぎがハーネスから抜け出してしまったときに危険な場所です。
また、うさぎは耳が優れているので音に敏感です。
騒音がするような場所もやめてください。
③寒い時期や暑い時期は散歩を避ける
私たち人間とうさぎでは、地面との近さが違います。
地面に近いうさぎの方が夏場だと、熱い環境で散歩することになります。
うさぎの立場になって考えてあげましょう。
④草むらに注意する
うさぎが入りたがっても、避けたほうが良い場所です。
なぜなら、草むらにはダニやノミがいる可能性があります。
うさぎに付いてしまうかもしれません。
また、うさぎが食べてはいけない草もあるので、気をつけてあげなくてはいけないです。
まとめ
うさぎの外の散歩についてご紹介しました。
まずは性格が向いているか考え、散歩に必要な準備などを試してみてください。
それで大丈夫そうであれば、外で散歩ができます。
注意する点に気をつけて、場所を選んであげてくださいね。
うさぎと一緒に散歩を楽しみましょう。