うさぎを飼い始めてどう触っていいのか、いつから抱っこの練習をしていいのか悩んでいませんか?
そんな悩みを抱えている方へ、今回の記事ではうさぎの触り方と抱っこの仕方についてご紹介します。
私も同じ悩みを抱えていたので、経験も参考にしていただけたらと思います。
Contents
うさぎの触り方や抱き方で悩んでいませんか?
結論からお伝えすると、うさぎは撫でられることが好きですが、抱っこされるのは好きではない子が多いです。
うさぎは野生の本能が残されているので、天敵への警戒心が強い生き物です。
うさぎにとっては抱っこ=拘束されていると感じるので、嫌がるのも当然かもしれません。
撫で始めるタイミングと、抱っこの練習方法についても順番にご説明していきます。
抱っこはできるようになるかは、練習してみないと分かりませんので試してみましょう。
初めて触るタイミングは?
家にお迎えしてから直ぐに触らないようにしましょう。
まずはケージの環境に慣れさせる必要があります。
掃除やエサをあげること以外は、そっと見守っていましょう。
環境に慣れ始めたら、次は手のニオイを覚えてもらい触る練習です。
頭の上から手を出されると怖く感じますので、下から手を差し出してニオイを嗅がせてあげてください。
手を出しても逃げずに触らせてくれるようになったら、慣れてきた証拠です。
コミュニケーションを取りながら、優しく撫でてあげてください。
うさぎが触ると喜ぶところは?
うさぎが撫でて喜ぶところは3つあります。
①頭から背中にかけて
頭から背中までの流れで撫でると喜びます。
慣れてくるとリラックスした状態になり、そのまま寝てしまうこともあります。
それぐらい慣れてくれれば、グルーミングもしやすくなります。
②鼻の上から頭にかけて
うさぎは顔を撫でられることも好きです。
鼻の上あたりから頭にかけての線上を撫でてみてください。
指で優しく撫でてあげたり、少し掻いてあげたりする感じです。
うさぎは天敵が近くにいるかもしれないので、目を開けたまま寝ますが。
顔のあたりを撫でてあげると、目を閉じて寝てしまいます。
可愛らしい寝顔が見えますよ。
撫でるのを止めると、起きて鼻先で手にツンツンしてくることがあります。
これは、撫でたりないからもっと撫でてと飼い主の方に伝えています。
もっと撫でてと伝えてくるなんて、とてもかわいく感じる瞬間です。
うさぎとそういう関係になれるのが理想的です。
③目の下のほっぺ
目の下のほっぺを両手で包んで、マッサージをするように撫でます。
うさぎも気持ちが良いようで寝てしまうこともあり、飼い主の方にとっても触り心地のいい部分です。
良かったら試してみてください。
うさぎが触ると嫌がるところは?
うさぎが撫でられて嫌な部分も3つあります。
①おしり
背中を撫でた延長でお尻を軽く撫でるなら、まだ大丈夫だと思います。
しかし、お尻だけをいきなり撫でるのは、うさぎは嫌がります。
いきなり後ろから触られると、人間でもビックリしますよね。
それと同じで、うさぎも見えにくい部分を触られるとビクッとして逃げてしまうこともあります。
できる限り触らないであげましょう。
②尻尾
尻尾はうさぎの視界としては見にくい部分なことと、仲間とコミュニケーションを取る部分なので触られることを嫌がります。
お尻から先は触らないようにしてあげてください。
③お腹
お腹はうさぎにとって弱点のように弱い部分なので、触られることを嫌がります。
うさぎが横になってお腹を触れそうでも、触らないであげてください。
触るとビックリして起きてしまいます。
グルーミングをするとしたら、短い時間でストレスを与えすぎないように気をつけましょう。
うさぎに抱っこは必要?
うさぎを抱っこできると助かることがあります。
例えば、動物病院に行く際にはキャリーケースに入れないといけないですよね。
また、仰向け抱っこすることでお尻当たりが汚れていないかなどの確認をすることもできます。
そういうときのために、少しでもなれるように練習は試してみましょう。
子うさぎのころは抱っこができたのに、思春期に入ってから嫌がるようになったいう例もあります。
思春期を迎えると、人間と同じように反抗したい気持ちも芽生えます。
そういう時には無理に抱こうとはせずにそっとしておきましょう。
無理して抱っこすると、暴れて落として怪我をしてしまうこともあります。
また、うさぎにとってはストレスになるので、ストレスを与えすぎない程度で試してください。
うさぎの抱っこの仕方は?
抱っこの始め方は、飼い主の方が座った状態で膝に乗せるところから始めましょう。
立った状態で抱っこの練習をすると、落下してしまった際に怪我や骨折をする可能性があります。
そうならないように、低い位置からスタートしましょう。
小さいうさぎの場合
小さいうさぎの持ち方は、片手をお腹の下に回して、もう片方の手でお尻を支えながら持ち上げます。
持ち上げたら飼い主の体にを密着させるように抱っこしてください。
体で浮いている部分があると、うさぎが不安に感じますので、しっかり包み込むように抱っこしてください。
大きいうさぎの場合
大きいうさぎの持ち上げ方は、片手だけでは上半身を持ち上げるのが大変です。両手で脇に手を入れて持ち上げます。
持ち上げたら素早く飼い主さんの体に引き寄せて抱っこします。
足が宙ぶらりんになってしまうと、怖くてうさぎが暴れ始めます。
抱っこの仕方を気をつけてあげても、抱っこ自体が嫌いで暴れる子はいます。
私も抱っこがなかなかできなかったので、病院に行くときは入り口の大きいキャリーケースを選ぶようにして、暴れてもケガをしないように工夫をしました。
また、おやつで釣ってキャリーケースに自分から入ってもらう方法もあります。
必ずしも抱っこができないといけないわけではないので、飼われているうさぎに合わせて方法を考えてあげてください。
まとめ
- うさぎは撫でられるのは好きですが、抱っこは苦手な子が多い。
- 抱っこ=拘束と感じてしまう。
- 環境に慣れてから触るようにする。
- ニオイを覚えてもらってから撫でる。
- 背中・顔周りを撫でると喜ぶ。
- ツンツンしてくるのは、もっと撫でてほしいと伝えている。
- お尻周辺とお腹は嫌がる部分。
- 病院に行く際に抱っこが必要。
- 抱っこの練習をしてみるが無理しない程度にする。
- 膝に乗せるところから始める。
- うさぎの大きさによって持ち上げ方が変わる。
- 必ずしも抱っこしないといけないわけではない。
うさぎの触り方と抱っこの仕方についてご説明しました。
撫でてあげるのは喜ぶので、コミュニケーションを取りながら触ってあげてください。
抱っこに関しては、練習してみてダメでしたら工夫をしてキャリーケースに入れたりしてみてください。
何かしらの方法があると思います。
うさぎと飼い主さんが無理をしない程度に試してみてください。