未分類

象の体重ってどのくらい?測り方は?象の飼育の驚きの実情

動物園などでなじみの深い象。

結構謎が多いと思いませんか!?

食べ物や飼育スペースなどもさることながら、象の大きな体はいったいどのくらいの重さなんでしょう。

動物園ではもちろん、そこで暮らしている動物たちの健康をよく見てあげなければいけません。

人間も、健康診断で必ず体重をチェックされますよね?

「体重」って健康を知るためのとても大事なものです。

・きちんと餌を食べているか?

・病気をしていないか?

そのほとんどが体重に表れます。

象の体重の測り方って知っていますか?

今回は象の体重についてまとめました!

種類によって違う象の体重

皆さん実は世界の象は2種類います。

それは「アジアゾウ」と「アフリカゾウ」です。

実は、この2種は大きさに結構な差があります。

この2種類の象を最初に少しお話します。

アジアゾウ

体長は平均で6mほど。

アジアゾウはその名の通り東南アジア近辺に生息しています。

象と言えば低い木々が広がるサバンナを思い浮かべますよね?

しかし、アジア象は熱帯雨林に生息しているので、基本森暮らしです。

アフリカゾウが7mを超えてしまうので、象の中では小柄です。

背中も丸っこく、アフリカゾウと並べるとずんぐりとしたイメージがあります。

性格が大人しく人に懐きやすい特徴があります。

古くから現地の人は神聖な動物として見たり、象使いとして上手く付き合ってきているようです。

アフリカゾウ

最も一般的に動物園で会える象です。

アフリカゾウは名前の通りアフリカ大陸に生息しています。

環境は少し違い、ライオンなどで有名な「サバンナ」に生息しています。

アジアゾウと比べると、とにかく大きく感じます。

体長は7mを超えると書きましたが、それ以上に巨大な個体もよくいます。

アジアゾウとアフリカゾウの違い

それは気の荒さです。

アフリカゾウは気性が荒いです。

荒い気性のため人間にはなつきにくいです。

現地では人間が襲われる事故も頻繁に起こっています。

実は非常に象は頭の良い動物です。

10年・20年と動物園にいるアフリカゾウはとても飼育員に懐くそうですよ。

日本の動物園の象の種類は!?

実は動物園に行き目にするほとんどの象がアフリカゾウです。

懐きやすいアジアゾウの方がメジャーなのでは?

と思いますが理由があります。

「アジアの象牙文化」

これが根の深い問題です。

例えば中国では象の牙をすり潰し粉状にしたものは、万病に効く漢方薬とも言われています。

日本でも象牙の印鑑と言うのがステータスになっていました。

そのためアジアゾウは牙目的で密漁され数を減らしまています。

今は各国が大切に保護しているので、簡単に海外の動物園に引き渡せません。

今現在アジアゾウのいる動物園は片手で数えれるほどです。

ですのでアフリカゾウの体重の測り方をメインにご紹介します。

象の体重の測り方ってどうするの!?

では実際どのように、あの巨大な象の体重を測っているのか?

それについて話していきます。

こちらについては少し話が変わりますが「科学=サイエンス」の分野で昔から興味を惹くテーマとして提唱されています。

それは「あまりにも巨大なものをどうやって測るのか」と言う話です。

象と地球は、とても大きく古代は測り方がわかりませんでした。

すでに解決済ですが、昔の科学者は相当頭を悩ませていたそうです。

古代古典学の思考実験

ずばり最初に象の測り方が登場した際の考え方はこうです。

その方法とは、船に象を乗せ水面の位置に印を付けます。

次になんと!象を船から降ろし代わりに石などを船の上に乗せるんですね。

象が乗った時と同じ水面の位置まで船が沈みます。

その石や岩が象の重さだそうです。

今ではとても考えられないようなお話です、

ちなみに、補足ですが、地球まで測ろうとすると、単純にややこしい物理の式や公式を組み合わせて求める以外ありません。

もちろんこんな方法は現実的ではありませんし、象が非常に可愛そうです。

では!現代の動物園ではどのように象の体重を測るのでしょうか?

現代の象の測定方法

シンプルに「象用の体重計」を使います。

呆気ない…と怒られそうな話です笑

象の体重を測る、その注意点とは?

当たり前ですが象は何トンも重さがあります。

壊れないものを使います。

良く使われるのが工事現場などで見られる鉄板です。

これを上手くつないで、象一匹が乗れるようにします。

測定法より測り方が本当に難しいんです。

測定器そのものは何トンもの重さに耐えれる特別合金を用いたもの。

それを鉄板の4カ所の角に設置し、4つの測定器の平均を出します。

もちろん象が動いたり、最悪暴れてしまったらもともこもありません。

そのためスクイーズと言う、象のサイズにほぼピッタリな檻を作ります。

象の緊張を解くために檻を植物の緑色に塗ったり、予行演習を何回もして慣れてもらいます。

このように飼育員さんたちの並々ならぬ苦労があって初めて、象の重さが測れるんですね。

まとめ

象は産まれたてでも何と100㎏はあるそうです。

大人になると実に8トン前後です。

体長や体高は比較的容易に測定できますが、その重さは規格外です。

何かのフレーズでも聞きましたが「象が踏んでも壊れない」

そんな体重計があるなんて本当にびっくりですね笑