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うさぎは1年中発情期というぐらい性欲が強い生き物なんでしょうか?
うさぎを飼っていても、繁殖させようと思っていない人からすると、実際にうさぎの交尾から出産までの知識を知らないのは当然のことかもしれません。
私もうさぎを繁殖させようと考えたことがなかったので、知らないことが多かったです。
この記事では、うさぎの交尾から出産するまでについてまとめました。
知らなかったことは今から知っていけば大丈夫です。一緒に学んでいきましょう!
Contents
うさぎは出産までどれくらいの期間かかるでしょうか?
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結論からお伝えすると、うさぎの母親の妊娠期間は約1ヶ月です。
こんなに短い期間で生まれてくるのはびっくりですよね。
人間の妊娠期間は十月十日と言われていますから、それと比べると短さがより分かりやすくなりますね。
こんなに短期間であれば、1年中発情期だというのも本当のことだと分かりますね。
多くて1年間に8回ほど出産することが可能だと言われていますが、実際に繁殖させるために行うのはおすすめしません。
1回の出産でも相当の体力を母親は使います。
ストレスもかかりますから、母親のことを思うのであれば間隔を開けてあげた方がいいです。
出産するとこで、母親の寿命は短くなります。
そのことだけは知っておいてください。
うさぎを繁殖させるには?
繁殖させるには、発情期がいつから始まるのか知る必要がありますね。
うさぎのオスは生後6~10ヶ月ごろで、メスは生後4~8ヶ月ごろになります。
これはあくまでも目安の時期です。個人差がありますので、早い子であれば生後3ヶ月の可能性もあります。
体が小さい品種の方が早く発情期がおとずれ、体が大きい品種は遅い傾向があります。
計画的に繁殖させるのであれば、春か秋の寒暖差が少ない時期がおすすめです。
寒暖差が激しいと、うさぎの赤ちゃんは体温調節が苦手なので死んでしまう可能性があります。
そうならないように、温度管理がしやすい時期を選びましょう。
うさぎの交尾はあっという間です!
うさぎの交尾にかかる時間は、30秒から1分程度で終わってしまいます。
こんなにも短時間に終わってしまうので目を離したすきに交尾をしたり、いつの間にか妊娠していたなんていう事故が起こってしまいます。
望まない妊娠は、うさぎにとっても飼い主の人にとっても負担が大きいです。
そういう事故は飼い主さんの行動で、未然に防ぐことができます。
見本となる行動の例を4つご紹介します。
1つのスペースに複数のうさぎを出さない
多頭飼いしている方は、1羽ずつ部屋んぽさせるようにしましょう。
同時に出してしまうと、問題が起こることがあるからです。
異性同士であれば交尾の可能性、同性同士であれば喧嘩をすることも考えられます。
そのため、1羽ずつ時間をずらして散歩をしてください。
外で散歩するときは、他のうさぎがいたら抱っこする
天気がいいとうさぎと外出したくなりますよね。
同じようにうさぎを散歩している人に、外出先で出会えるかもしれません。
その時に飼い主の方にしてもらいたいことがあります。
それは、話しかけるのであればうさぎを抱っこしてください。
なぜなら、異性のうさぎかもしれないからです。
飼い主の方が話に夢中になっている間に、交尾をしてしまうことがあります。
せっかく共通の友人ができても、思いがけない妊娠で関係がギクシャクしてしまうのはもったいないです。
うさぎを抱っこしていれば、交尾をする心配がなくなるので必ずするようにしてください。
性別は生後4カ月を過ぎたら改めて確認をする
うさぎの性別がはっきりと分かるようになるのは、生後4ヵ月後からです。
それ以前に飼ったうさぎは、性別に誤りがあることが実際にあります。
多頭飼いをしている場合は、同性同士と思って飼っていたが、実は異性同士で妊娠してしまうというケースもあります。
それぐらい見分けるのが難しいので、4ヵ月経った子うさぎを迎えるか4か月後に動物病院で確認してもらった方が安心できますよ。
繁殖させないのであれば避妊手術をする
繁殖しないのであれば、メスのうさぎは避妊手術をおすすめします。
なぜなら、メスは将来的に子宮の病気にかかる可能性が非常に高いからです。
私が飼っていたうさぎも、最後は子宮の病気で亡くなってしまいました。
うさぎに関する知識が少なく、子宮の病気にかかりやすいことを知らなかったからです。
1つの方法として、避妊手術を検討してみてください。
少しでも長く一緒に暮らせるように考えていきましょう。
うさぎの妊娠期間はどんな行動をするの?
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妊娠してからは神経質になる場合が多く、刺激を与えないことが大切です。
また、食欲も上がりますので水や牧草をたくさんあげましょう。
赤ちゃんが元気に生まれてくるように、たくさん食べてもらわないといけないですね。
生まれる1週間前に巣箱を用意してあげてください。
安心して産めるようにわらを敷いて、居心地の良い環境を作ってあげましょう。
産む少し前になると、お母さんうさぎが自分の毛を取って巣箱に集め始めます。
そして、ケージを布で覆ってあげると目隠しになるので、ストレスを感じにくくなります。
うさぎの出産するときの対応は?
飼い主さんは出産を見守ることしかできません。
うさぎの出産は1回で終わることもあれば、数時間後に残りの子どもを産むこともあります。
大抵は安産で生まれてきますので、慌てずに見守りましょう。
赤ちゃんが無事生まれましたら、目で状態を確認して後はそっとしておきます。
1週間ほどはエサの補充だけして、そのままの状態をキープしてください。
1週間過ぎてから掃除をするようにしましょう。
万が一の場合もないわけではありませんので、不安な時は獣医さんに相談してください。
うさぎのお母さんと飼い主さんにとって、初めての経験は不安に感じると思います。
少しでも不安が和らぐように相談するのもいいと思います。
また、産むのに時間がかかったり逆子だったりすると死産してしまうこともあります。
必ずしも安全に生まれてくるとは言い切れません。
そういうこともあると事前に知っておいてください。
死産していた場合は、飼い主さんがケージから出しましょう。
だんだん冷たくなってしまうと、体温管理が苦手な他の赤ちゃんの体温を奪ってしまうからです。
うさぎの妊娠から出産までに気をつける点は?
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交尾させる時は、オスのケージにメスを入れるようにする
メスは特に縄張り意識が高いので、メスのケージにオスを入れると威嚇されることもあります。
そのため、オスのケージにメスを入れるようにしてください。
オスが怪我しないためにも重要なことです。
妊娠中は母親うさぎを刺激しない
先ほどもお伝えしましたが、刺激を与えないことは大切です。
飼い主さんが心配でケージを頻繁に覗き込むのも、ストレスになってしまいます。
お互いが気になってしまうので、ケージにカバーをつけて視野に入らないようにしましょう。
ご飯や掃除する時も手早く済ませましょう。
お母さんうさぎが威嚇してくる場合もありますので、その時は様子を見て一旦手を引いてください。
落ち着いてから続きをするか、次の日にまわしましょう。
生まれたうさぎの赤ちゃんを素手で触らない
うさぎのお母さんは生まれた子どもに、喉の辺りにある臭腺から自分の匂いを出して擦り付けます。
そうすることで、自分の赤ちゃんだと認識することができるんです。
しかし、飼い主さんが素手で赤ちゃんを触ってしまうと人間の匂いがついてしまいます。
そうなると、お母さんうさぎは赤ちゃんを認識できなくなり育児放棄をしてしまいます。
うさぎが育児をするのは、1日に数回しか赤ちゃんの側にいません。
そこが犬や猫と違う点ですね。
あまりにも育児時間が少ないので、育児放棄をしていると勘違いして触ってしまう飼い主さんがいます。
触る前に電話で獣医さんに相談しましょう。
まとめ
- うさぎの妊娠期間はたったの1ヶ月です。
- 出産に向いている気候は春と秋が寒暖差が少なくておすすめです。
- うさぎの交尾は30秒から1分程度でとても短いです。
- うさぎは妊娠すると神経質になりやすい傾向があります。
- うさぎの出産で飼い主さんにできることは見守ることです。
- 妊娠から出産までに注意しなくてはいけない点が3つあります。
うさぎの妊娠についてご説明しました。
特に注意しなくてはいけない点は、参考にしていただけたらと思います。
うさぎの出産は短期間だからこそ忙しいと思います。
思いがけない妊娠をしてしまうと、心の準備が追いつかない場合もあるかもしれません。
色んな情報を集めて、出産に向けて飼い主さんもがんばっていきましょう。