うさぎを部屋んぽデビューするタイミングで悩んでいませんか?
初めてのことだと不安で仕方がないですよね。
その気持ちわかります‼私も同じ経験を乗り越えてきました。
今回の記事では、うさぎの部屋んぽを中心に、準備する物から注意点まで幅広くご紹介します。
その悩みが解消されるようにまとめましたので、最後までご覧ください。
うさぎを部屋んぽデビューするには?
結論からお伝えすると、飼い主の方の知識が必要です。
なぜなら、部屋んぽデビューの途中からうさぎの思春期に突入するからです。
その時のうさぎは悪戯をする子が多いので、前もって知識を蓄えておくことで慌てずに対応することができます。
うさぎと一緒に部屋んぽを楽しむために、私の経験と知識でサポートします‼︎
思春期についてもご紹介しますので、安心してご覧ください。
部屋んぽの準備をしましょう
部屋んぽの準備は2つあります。
それは、うさぎを部屋に出せる環境と、必要な道具の準備です。
それぞれ分けてご説明します。
①環境の準備
散歩を始めるタイミングは?
ケージの環境に慣れてから、部屋んぽをするようにしましょう。
ケージにも慣れていないのに散歩すると、うさぎが安心して過ごせる空間がありません。
不安でいっぱいになってしまうので、慣れてから出すようにしましょう。
毎日散歩の時間を作りましょう
用事などがない限りは、毎日1~2時間ほど散歩してあげましょう。
部屋んぽしないとうさぎにとって、ストレスがかかります。
人間もずっと狭い場所にいたらストレスが溜まりますよね。
うさぎもケージの中ばかりいると、ストレスを感じてしまいます。
時間が多い分には問題はありませんので、時間がある時は長く出してあげてください。
目を離さないで‼
部屋んぽをするときは、目を離さないようにしてください。
特にペットサークルを使わずに自由に散歩をさせる場合は気をつけてください。
気をつけて片づけていても、うさぎの視点から見て気になる物があると齧ってしまいます。
うさぎが怪我や誤飲する可能性もありますので、目を離さないようにしてください。
部屋んぽの広さは?
部屋んぽするときの広さは、1~2畳ほどスペースが目安だといわれています。
部屋の中で自由にしている方もいると思いますが、最初は1畳ほどの広さで出してあげてみてください。
その子の様子を見て狭そうだったら広げてあげてください。
私はペットサークルを付けて、1畳ほどの広さで部屋んぽしていました。
何度か自由に散歩もさせてみましたが、思春期もあり悪戯が多かったので止めました。
その子に合った広さで散歩をしてあげましょう。
ケージとペットサークルを繋げる
ケージとペットサークルを、繋げることができる商品もあります。
ケージはうさぎにとって慣れた場所で安心できます。
いきなりペットサークルに入れてしまうと、臆病な子の場合は逃げ場所がなくなってしまいます。
逃げる場所を確保するためにも、ケージと繋げてあげてください。
②必要な道具
ペットサークル
ペットサークルはあると、飼い主の方にとって安心できる道具です。
動ける範囲を狭めることで見張りやすくなります。
理想的なペットサークルの高さは、65センチ以上です。
なぜなら、うさぎはジャンプが得意なので低すぎると脱走します。
体が大きい子だと、さらに高く飛べます。
これは実体験ですが、フレンチロップという大きいうさぎを飼っていたので、ペットサークルの高さを70センチにしていました。
これは、百均で購入したワイヤーネットを繋ぎ合わせて作りました。
これでジャンプしても飛び越えられないと思い込んでいました。
しかし、期待を裏切るように軽々とジャンプして脱走されました。
そんなに飛ぶ力があったの?と驚かされました。
それからは、目を離さず脱走を阻止するようにしていました。
このように、理想的な高さが65センチでも飛び越えられる子もいます。
活発な子だと屋根付きのペットサークルの方が合うかもしれません。
マット
マットは、床の素材がフローリングや畳の場合に敷いていただきたいです。
その理由は、フローリングだとうさぎが滑ってしまい怪我の原因になります。
畳の方は、おしっこをしてしまったときに掃除するのが大変です。
マットとしてよく使われているのは、ジョイントマットや犬猫用マットが販売されています。
私は犬猫用マットを畳の上に敷いていました。
掃除がしやすく個人的におすすめです。
床がフローリングの場合は、クッションになってくれるジョイントマットの方が向いています。
遊び道具
せっかく散歩をするので、ケージの中では遊べない遊び道具を入れてあげましょう。
かじり木やボール、トンネルなど色んな遊び道具があります。
その中でおすすめしたい商品が2つあります。
- キューブハウス
かじり木で作られていて、2つのキューブを連結させるとトンネルにもなります。
連結部分のネジも全て木で作られているので、うさぎはかじり放題です。
飼い主の方にも安心できる商品です。
実際に使っていた商品で、よくトンネルに入りながらかじっていました。
お気に入りの玩具です。
- ワラで作られているボール
かじることもできボールにもなり、そして食べられます。3つの使い方ができるんです。
これも実際に使ってみて、一日でうさぎに解体されていました。
形が一切残っていませんでした。
それだけ気に入っていたのかもしれません。
よかったら飼われているうさぎに、試してみてください。
トイレはどうすればいい?
トイレはうさぎの行動を見てから、置き場所を考えることをおすすめします。
トイレするためにケージに帰る子もいれば、ペットサークルから戻らない子もいます。
稀にペットサークル内でしかトイレができない子もいます。
色んなタイプの子がいるので、答えはありません。
私はペットサークルに、ケージの中に置いてあったトイレを毎回付け替えていました。
たまにお漏らしをしてしまう日もありましたが、基本はトイレでしてくれていました。
またトイレを移動させようとするので、金具をペットサークルに着けて移動できないように工夫しました。
その子に合った方法で、トイレの置き場所を決めてあげてください。
部屋んぽ中に注意すること
部屋んぽで注意してほしいことが3つあります。
①電気コード
散歩するときは必ずコードを隠すか、噛みつき防止カバーを付けましょう。
うさぎが噛んでしまうと感電する可能性がありますし、破片を食べてしまうと体にとって危険な状態になります。
実際にiPhoneのコードを噛み切られたことがあります。
幸いコンセントに繋いでなかったので、感電の心配はありませんでした。
しかし、もし繋がっていたらと思うと危険な目に合わせてしまったと反省しました。
皆さんも、電気コードは特に気をつけてください。
②植物は食べられない場所に置きましょう
うさぎは葉っぱを食べるイメージがありますが、食べてはいけない植物もあります。
どんな植物であったとしても、うさぎには届かないところに置くようにしてください。
③誤飲
うさぎは気になった物があると、噛んだり飲み込んでしまったりします。
飲み込んだことによって、体調を崩す場合もあります。
そうならないように、散歩の前には掃除機をかけるなど徹底的に掃除をするようにしてください。
うさぎの健康を守るために必要なことです。
うさぎの思春期を知ってほしい‼
人間と同じように、うさぎにも思春期があります。
だいたい3ヵ月~6ヵ月の間が、うさぎの思春期です。
意外と早く感じますが、うさぎと人間では歳を取るスピードが違いますので早くに思春期がきます。
部屋んぽのときに、思春期特有の行動が表れるかもしれません。
その時のために、うさぎの思春期について勉強しましょう。
なぜ思春期が重要なのか気になりますよね。
それは今までおとなしかった子が、急に性格が変わったりします。
全てのうさぎが当てはまる訳ではありませんが、可能性があることは知っておいてください。
具体的にどうなるのかご紹介します。
急に気が荒くなる
足でダンダンと鳴らすスタンピングをしたり、落ち着きがなくなります。
飼い主に冷たくなる
撫でられるのを避けるようになったり、抱っこを拒否から飼い主のことを噛むこともあるそうです。
抱っこ拒否は経験しましたが、めちゃくちゃ蹴られました。
腕に複数の引っかき傷ができました。地味に痛いです。
そういう時は、機嫌が直るまでそっとしておきましょう。
縄張りを広げる
オスだとスプレー行為といって、おしっこを飛ばすことをします。
他にはあちこちにフンを落とすこともしますが、これはわざとなのか分かりません。
基本的にうさぎはフンを我慢ができないからです。
スプレー行動をしないために、去勢してしまうのも1つの方法です。
ケージをかじりまくる
ケージから出してと、ケージをかじってアピールしてきます。
音がうるさいかもしれませんが、そこで開けてはいけません。
アピールをすれば出してもらえると、勘違いしてしまいます。
そうならないように、かじりが収まってから出すようにしましょう。
以上のようなことが思春期には起こる可能性があります。
個人差があることなので、どれくらいの程度かは予測することができません。
ですが、飼い主の方に知識があれば慌てずに対応することができます。
まとめ
うさぎの部屋んぽいついてご紹介しました。参考になりましたでしょうか?
部屋んぽを始める環境から道具、トイレの置く位置や注意点。
そして思春期についてお伝えしました。
思春期の時期など大変なこともありますが、うさぎとの楽しい思い出も作れますので、飼い主の方も一緒に楽しんで遊んであげてください。