フクロモモンガってなに食べさせればいいの?
どれぐらいお留守番しても大丈夫?
運動は?寿命は?
などなど。
フクロモモンガを育てる際の様々な疑問を解決!
これからフクロモモンガを飼ってみようか迷っている方に読んでいただきたい記事です。
Contents
フクロモモンガの飼いやすさは?
フクロモモンガは工夫次第では、飼いやすい動物です。
その工夫とは、ニオイ対策と、餌の工夫です。
それさえクリアしてしまえば飼いやすい!と言われる理由をご紹介します。
ベタ慣れしやすい
野生のフクロモモンガは通常群れで暮らしています。
そのため、仲間意識が強く、ペットとして飼育していると飼い主を仲間と認識して慣れてくれます。
(臆病な生き物なので、飼い始めは慣れませんので我慢が大切です。)
抜け毛が少なく、気にならない
フクロモモンガは抜け毛が少ない動物です。
抜け毛掃除のために何かするという必要がありません。
そのため、犬や猫にアレルギーのある方も飼える可能性があります。
ハウスダスト、ダニ、そのほかの動物など様々なアレルギー素因を複数持っている方は慎重に判断した方がいいです。
寿命が長い
フクロモモンガの寿命は10年前後と言われています。
他の小動物の平均寿命をみていきましょう。
- ハムスター2年~3年
- モルモット8年前後
- ウサギ6~10年
- セキセイインコ7~8年
- ハリネズミ3年前後
フクロモモンガが長生きなのがよく分かります。
一旦家族になったら、長く一緒にいることができます。
夜行性なので帰宅後に遊べる
フクロモモンガは夜行性です。
夜23時ごろに起床し、長くて朝7時ぐらいまで活動します。
さらに特徴睡眠時間がとても長いです。
12~18時間と、1日の半分以上寝ます。
夜お仕事から帰ってきても、遊ぶことができますし、日中お仕事や学校で家を留守にしていても寂しい思いをさせることがありません。
フクロモモンガを育てる時の悩み!
いくら飼いやすいとはいえ、様々な疑問が浮かびます。
色々な悩みを考えていきましょう!
フクロモモンガの食事内容
フクロモモンガを育てる際に悩みが尽きないのが「食事問題」
雑食性のため、飼い主が栄養バランスを考えて餌を与える必要があります。
どのような栄養素が必要なのかサラッと紹介します。
良いとされている栄養バランスは、タンパク質源が50%、炭水化物源が50%程度とされています。
タンパク質源は、フクロモモンガ専用フード、餌用昆虫、かたゆでの卵、ピンクマウスなどから摂取します。
炭水化物源は花蜜、花粉、アカシア、ユーカラなどから摂取させることを目標にします。
不可能な場合は、メープルシロップ、はちみつ、果汁、などを与えます。
これ以外にも、生の果物や野菜、ナッツ類、ミルワームなどの昆虫をおやつとして与えてあげる必要があります。
フクロモモンガの食事は、他のペットの中でも群を抜いてグルメな食事となっています。
でも、いろいろな栄養素をバランスよく与えれば、健康状態も良くなり、長生きするフクロモモンガに育てることができます。
フクロモモンガのお留守番
食事に厳しいフクロモモンガは何日のお留守番に耐えることができるのでしょうか?
平均2泊3日までなら大丈夫!
心配な方は1泊以上はペットホテルに預けるようです。
ラフに飼育されている方は、3泊4日まで旅行したという記事を見つけました。
留守番中は飼育温度、食事、水に気をつける必要があります。
飼育温度は、部屋全体を23~28度に保ちます。
長期の留守の場合、水が腐ってしまうのを防ぐために少し低温の23~25℃ぐらいに設定しましょう。
食事は、3日分の量を外出する直前に与えます。
モモンガ用ペレット、ドライフルーツ、その他の乾物を与えます。
日常的に与えている餌の中で乾物などの腐らないものを与えます。
水分は通常の水入れに加えてもう一つ予備のボトルを設置します。
どちらかの水がこぼれてしまったり、失くなってしまっても、水不足にならないようにするためです。
フクロモモンガの日常の運動
フクロモモンガの日常の運動は主に2種類あります。
ケージ内の運動と飼育部屋内の散歩です。
ケージ内の運動は、回し車を設置してあげましょう。
大人になっても使えるように、直径25cmの回し車を設置します。
ハンモックなどの樹上性の生活を再現できる遊び道具を設置することもオススメします。
飼育部屋内の散歩は、週2~3回行いましょう。
部屋んぽは、フクロモモンガとコミュニケーションを取れる機会でもあります。
滑空トレーニングをさせると、野生さながらの滑空姿を見ることもできます。
部屋から脱走しないように注意しましょう。
窓だけではなく、通気口から脱走する場合もあるので要注意です!
部屋で遊ばせている際は、事故を防ぐためにも目を配らせておくことをオススメします。
まとめ
フクロモモンガは食事と運動さえ気をつければ飼育のしやすい動物と言えます。
食事も様々なものを食べてくれるので見ていて飽きません!
飽くことのないフクロモモンガライフにあなたもチャレンジして見ませんか?