フクロモモンガ

フクロモモンガ迎えると時の注意点

フクロモモンガをこれからお迎えしたいけど、なかなか情報が少なくて心構えができない…。

この記事を見てくださった方はそう思っているはずです!

そこで、フクロモモンガをお迎えする際の、不安と徹底した準備の仕方をご紹介します!

最後まで読む頃には、フクロモモンガのお迎えになんの抵抗もなくなっているはず!

フクロモモンガをお迎えする前の不安事項

誰しも、不安を抱えるはず。

よくある不安8選ををご紹介します!

①なつきやすいの?

フクロモモンガはなつきにくい動物と言われています。

なれるまでにたくさん時間を要する覚悟で飼育し始めましょう。

フクロモモンガは飼育下で10年以上生存することが可能なので、「最初の1年はなれるために距離を縮める期間!」ぐらい割り切って接するとあとあとハッピーライフが待っています。

②餌は人工飼料じゃダメって本当?

フクロモモンガは雑食性です。

主食はフクロモモンガ用ペレット(人工飼料)でOKです。

しかし、副食は、ミルワームやデュビアといった昆虫、キャベツやリンゴのような野菜も与える必要があります。

食事をバランスよく与えることが長寿への道なので、もし虫が嫌いな方がいたら、これを機に克服しましょう!

フクロモモンガがミルワームを美味しそうに食べてるところはとても可愛いですよ!

③他の小動物みたいに偏食はあるの?

偏食します!

特に同じ餌を与え続けている場合起こりやすいです。

そのため、副食は様々な種類の果物や野菜、昆虫やゼリーを与えましょう。

飽きさせないような餌のローテーションをすることが大切です。

④掃除はどれぐらいの頻度で行う?

掃除は餌皿、水飲み器はできれば毎日行いましょう。

よく遊ぶ遊具も週に2回ほど洗うといいです。

フクロモモンガはトイレを覚えてくれないです。

そのため、おしっこをケージの内外に飛ばしまくります!

可愛らしい瞳で見つめられたら掃除も頑張れます(笑)

フクロモモンガは自分のケージ内を汚したくないから、ケージの外に向かっておしっこする個体もいるとかいないとか…。

⑤フクロモモンガは夜行性?昼行性?

フクロモモンガは夜行性です。

昼間は寝て、夜に活動します。

一人暮らしをしている方にはフクロモモンガの生活周期はオススメです!

仕事や学校から帰ってくると可愛いフクロモモンガがお出迎えしてくれたら最高ですよね!

⑥臭くないの?

オスは匂いが強烈です。

というのも、フクロモモンガは臭腺というものでマーキングします。

臭腺で自分のなわばりをアピールします。

⑦飼育ランニングコストはかかる?

飼育ランニングコストは、餌代と電気代です。

具体的な数値は言えませんが他の小動物より餌代はかかります。

フクロモモンガは雑食&偏食なので、様々な果物や野菜を準備する必要があるからです。

電気代は、冬場のヒーター、夏場のクーラー代です。

おそらく、月々2,000~3,000円ぐらいかかります。

⑧病気の時、動物病院はフクロモモンガを診てくれる?

エキゾチックアニマルOKな動物病院だけ診てくれます。

そのため、自分の住んでいる地域にエキゾチックアニマルを診てくれる動物病院があるかどうかを把握しておきましょう。

もしものことがあった時に安心です!

フクロモモンガをお迎えする際の準備事項

次にフクロモモンガをお迎えする際に必要なものを見ていきましょう!

飼育に絶対必要な道具たち。

①ケージ

ケージはまずは金網ケージがオススメです。

理由はケージ内の温度がケージの外の温度に等しく、管理しやすいからです。

広さは、横40cm×奥行き40cm×高さ60cmぐらいあると十分です。

掃除のしやすいデザインのものを選びましょう。

②寝床

寝床はなんでもいいです。

飼い主さんの好みで決めてもいいですし、色々な材質を試して見てフクモモが一番気に入ったものにしてあげるのでもいいです。

③餌皿

餌皿は床に置くなら陶器のものを選びましょう。

理由は、重さがあることでフクモモに倒されないようにするためです。

ケージに取り付ける場合は、どの素材の容器でも可能です。

④給水ボトル

給水ボトルは床に置くタイプと、ケージの外に取り付けるタイプの2種類があります。

水不足にならないように最初はどちらも設置してみましょう。

床のお皿周りが汚くなるようでしたら給水ボトルだけでも大丈夫です!

⑤止まり木、ステージ

フクロモモンガの遊び場になります。

もともと樹上性の生き物なので、飛び回れる道具は必要です。

⑥床材

床材は、ウッドチップ、紙チップ、ゼオライト、チモシーなどです。

毎日のように床材を変えれる場合は、新聞紙を用いることも可能です。

⑦温度湿度計

ケージ内の環境を管理するために必要です。

⑧ヒーター

日本の冬はフクロモモンガにとって寒いので必ず必要になります。

あると便利な道具たち

①革手袋

慣れていないフクロモモンガは噛み付いてくる場合があります。

噛まれても怪我のしないための革手袋です。

②ピンセット

餌を与えるとき(特に昆虫)に用います。

③回しぐるま

回し車で運動不足を解消させます。

個体によって遊んでくれるかどうかわからないので、あると便利な道具の方に分類しました!

まとめ

フクロモモンガは他の動物より、日常的なお世話が大変です。

懐いてくれるとその大変さを上回るかわいい姿を見れてくれますし、10年以上も一緒に過ごすことが可能です。

飼育するなら最後まで責任を持って面倒をみる覚悟で飼育にチャレンジしましょう!