ハリネズミ

ハリネズミが体調不良!その原因と死んだらどうすればいいのかをまとめてみた

飼っているハリネズミが体調不良?!死んじゃったらどうしよう…。となる時がいつかはきます。

その時のために、ハリネズミの体調不良の原因と死因についてまとめました。

もし死んでしまった時はどう対応すればいいのかについてもみていきましょう。

ハリネズミの体調不良は死にかけかも?

ハリネズミは痛くても苦しくてもそれを飼い主さんに伝えることができません。

飼い主さんがハリネズミの体調不良に気づいてあげる必要があります。

そこで、ハリネズミが体調不良になる要因をまとめました。

間違うな!死んだふり

体調不良と見間違う現象に”死んだふり”があります。

というか、死んだように眠ることがあります。

ハリネズミは睡眠が大好きなのでそっとしておきましょう。

気になるようでしたら、触ってみて、動くか、体温が暖かいかを確認しましょう。

ハリネズミは睡眠大好き!寝る子はよく育つ!

死んでいる時との決定的な違いは、死後硬直の有無です。

では、体調不良の兆候を見ていきましょう。

下痢

下痢や急激な体重変化は病気の可能性があります。

特に腫瘍がある場合急激な体重減少を起こしやすいです。

[獣医師監修]ハリネズミの下痢の原因・症状・診断方法・治療方法

食欲不振

好物を食べなくなったり、食べ方や量が不自然な場合、要注意です。

内臓の不調がある可能性があります。

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感染症

ダニや、狂犬病、サルモネラ菌、真菌感染症などがあります。

ダニは、見るとわかります。

狂犬病は、野生のハリネズミの感染例がありますが、繁殖された個体ではいないので、日本でハリネズミを飼育される場合は、気にしなくて良いです。

サルモネラ菌は、カメやタマゴの殻にもついている菌で、人間にも感染します。

ハリネズミにサルモネラ菌が感染し、発症すると、下痢、食欲不振、元気がないなどの症状が出ます。

真菌感染症は、カビのことです。

フケが大量に出たり、耳が欠けていたり、皮膚に明らかな症状が出ます。

[獣医師監修]ハリネズミの皮膚病の詳しい症状や治療の仕方から予防法

冬眠夏眠

20℃を下回ると冬眠、30℃を上回ると夏眠します。

ハリネズミが冬眠や夏眠してしまったら、健康に起こすのは大変難しいです。

ゆっくり体温を上げてあげるなどの工夫が必要になってきます。

冬眠や夏眠したまま死んでしまったなんていう話もあるので安易にはさせない方がいいです。

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ハリネズミの死因で多いのは?

ハリネズミは弱い動物なのでなんの前触れもなく死ぬときもあります。

ハリネズミの死因は主に4つあります。

それぞれについて見ていきましょう。

突然死

ハリネズミで最も多いのが突然死。

死に際のサインもなくいきなり死んでしまいます。

「昨日までめっちゃ元気だったのにいきなり死んじゃった!」という悲しい経験をしている方も多いです。

偏食しているハリネズミで生じやすいです。

というのも、必要な栄養が取れず、体力、免疫力の低下を起こし、最悪の場合、死ぬ可能性があるからです。

ストレス

ハリネズミは、繊細でビビリな動物です。

些細なことでストレスを感じ、そのせいで体調を崩し、体調不良を引き起こす原因となる可能性があります。

ハリネズミにストレスは厳禁!?もしかしたらストレスを与えてしまっているかも

化学物質

シンナーなどの強い匂いの放つ化学物質が原因で死ぬ場合があります。

ハリネズミは、鼻が敏感な動物なので、強烈な匂いと成分で死ぬ可能性があります。

ハリネズミふらつき症候群(WHS)

ハリネズミがかかる神経系の病気です。

脱随性麻痺で徐々に進行していく病気です。

後ろ足の不全麻痺から始まり、その後両四肢も麻痺が生じます。

その後、筋肉の萎縮が起こり、呼吸筋症状が出て死亡します。

この病気は致死率が高い上に、原因不明で治療法が確立していません。

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ハリネズミも入るべき?ペット保険

自分の飼っているハリネズミが病気になったら病院に連れていかなければなりません。

しかし、病院は自己負担なので医療費がたくさんかかります。

そんな時のために、ハリネズミがかかりやすい疾患についてまとめ、それらからペット保険に入るべきかを検討してみました。

ハリネズミがかかりやすい疾患

ダニ、白内障、眼球突出、糖尿病、便秘、腫瘍、にかかりやすいとされています。

ハリネズミの保険料

治療は全額負担なのでダニの治療でも10,000~20,000円はかかります。

そこで保険に加入すると治療費が軽減することができます。

保険は補償内容により異なりますが、年2万円~5万円ぐらいの幅であります。

自分のお財布事情とハリネズミへの熱意で決めることをおすすめします。

ハリネズミは病気しがちな動物です。

ペット保険に入ることは必要です。

ハリネズミの死後どうやって弔う?

ハリネズミが死んでしまった場合、どうしますか?

庭に埋めで埋葬して自分のそばにいてもらう。

業者に委託して、火葬してもらう。

などといった選択肢があると思います。

火葬か土葬か

どちらの選択肢でも問題ありません。

土葬の場合の注意点があるのでお知らせしておきます。

注意点は、公園や公共の場所に遺体を埋めてはいけない、ということです。

遺体を公共の場所に埋めることで、「ゴミの不法投棄」とみなされるからです。

自宅に埋める場所のない方は火葬してもらうことをオススメします。

火葬の際の料金

ハリネズミを火葬する料金はどれぐらいなのでしょうか?

主に3種類の火葬の仕方があります。

立会火葬

人間のように火葬を行うことです。

遺骨の返却ありの場合、20,000円前後です。

時間は1時間ほどかかります。

合同火葬

他の動物と合同で火葬が行われます。

行政の場合、2,000円前後

業者の場合、5,000円前後

で行われます。

遺骨の返却はありません。

個別一任火葬

火葬に立会はしないけど、遺骨が返却される火葬のことです。

料金は合同火葬と立会火葬の中間ぐらいです。

まとめ

ハリネズミは病弱で体調を崩すと回復が難しいイメージがあります。

いつでも病院に連れて行けるようににペット保険に入っておくことで安心してハリネズミライフがおくれます。

もしものことを考えてハリネズミを飼育していきましょう!