ハリネズミ

ハリネズミの運動量は足りている?もし運動不足ならダイエット!

最近、ハリネズミが運動しない気がする。

回し車で遊ばなくなった。

など、ハリネズミが運動しなくなったと感じていませんか?

小動物だと、どのくらい運動させていいのか分かりにくいですよね。

ハリネズミの運動不足を感じている方へ、悩みを解消できる記事をお届けします。

ハリネズミの運動量は足りている?運動不足を甘くみないで!

結論からお伝えすると、運動が足りず太っている子がいます。

野生のハリネズミは、夜にエサを求めて数キロほど歩くことができます。

しかし、飼われているのハリネズミは飼い主の方からエサがもらえるので探す必要がありません。

そうすると、ハリネズミの運動量は減ってしまいますよね。

ハリネズミが運動不足になるのも、しょうがないようにも感じます。

だからといって運動不足によって太らせてしまうと、病気につながる可能性があり、それだけは避けなくてはなりません。

ハリネズミが太っているかの判断基準は、次の見出しで肥満か確認するチェックリストを作りました。ぜひ確認してみてください。

今回の記事では、「運動」に焦点を絞りまとめました。

チェックリストで当てはまった飼い主の方に、特に読んでいただきたいです。

ケージ内とペットサークル内でできる運動の仕方について順番にご紹介していきます。

肥満かチェックしよう

平均体重をオーバーしていませんか?

ハリネズミの体重を定期的に量っているでしょうか?

日頃から体重を量っておくと、その子の平均体重が分かるようになります。

平均体重が分かることで、極端に体重が減ったり増えたりすると病気を疑うこともできます。

そういう基準にもなりますので、定期的に量ることをおすすめします。

ちなみに、ハリネズミの平均体重はオスは400~600グラム、メスは300~600グラムと言われています。

オスとメスでは少し平均体重が変わります。

もちろん、例外として体が大きい子だと平均を超えてしまう場合もあります。

参考程度に覚えていてもらえればと思います。

ハリネズミを横から見て、お腹が床についていませんか?

ハリネズミが歩いているときに、真横からお腹あたりを見てください。

床とお腹の間に隙間はあるでしょうか。

隙間があれば体重が重くても太ってはいません。

反対に床にお腹を擦っていたら太っている証拠になります。

この方法は直ぐに実践できますので、確認してみてください。

ハリネズミを抱き上げて正面から見たときに、二重あごになっていませんか?

まずは、ハリネズミを抱っこしてお腹が正面になるようにしてください。

ハリネズミが丸まろうとしたときに、丸まりにくくなっていませんか。

または、顔のあたりを見て二重あごになっていないか確認してみてください。

この2つが当てはまるようでしたら、太っている可能性が高いです。

3つの確認方法をご紹介しましたが、当てはまっている部分はありましたか?

太ってしまうと、体が重くなり回し車で走らなくなります。

余計に運動しなくな、ハリネズミの体に負担がかかってしまうので、早めに気づいて改善してあげましょう。

次は、ケージ内とペットサークル内の運動を紹介します。

ケージ内での運動方法

回し車

ケージの中で、よく使われている運動道具は回し車ですよね。

夜に回している音が聞こえるのは、それだけ運動していることなので良いことです。

逆に音が聞こえない日が続くと、運動不足になっています。

体が重いと感じているのかもしれません。気にかけてあげるポイントですね。

回し車の他にも運動方法があるので、他の2つをまずは試してみてください。

ハリネズミの回し車の必要性と注意点

スロープ付きハウス

ハリネズミは暗くて狭い場所が好きなので、ハウスをいれてあげていると思います。

ハウスにも種類があり、スロープがついている作りの物もあります。

そのスロープが付いていることで、登ることも運動になります。

登るように訓練するために、始めはおやつを2階に置いておくと夜探し回り、朝方に確認して無くなっていれば登った証拠になります。

何日間か続けて行えば、自然に登るようになり行動範囲が広がると思います。

エサの置き場所を変える

エサを置く場所を毎日変えましょう。

定位置に置いてしまうと、運動しなくてもご飯がもらえてしまいます。

ハリネズミはエサを探して歩き回る習性があるので、それを運動に取り入れましょう。

または、少量のご飯をいくつかの場所に分けてあげるのでも大丈夫です。

ペットサークル内での運動方法

部屋で自由に散歩させるのもいいとは思いますが、飼い主の方がずっと見守っていないといけないですよね。

それは大変だと思うので、ペットサークルを用意することをおすすめします。

動ける範囲を限定することで、飼い主の方への負担が減ります。

今回は、そのペットサークル内での運動方法をご紹介します。

トンネル

隠れるのが好きなハリネズミにおすすめの運動道具です。

小動物用に販売もされており、その商品だと連結して長さを変えることもできます。

初めは短くして、入ってくれなかったら出口に好きなおやつを置いて誘いましょう。

だんだん慣れて来てくれたら長さを調節してみてください。

トイレットペーパーの芯

筒状の物に鼻を突っ込むのが好きみたいで、トイレットペーパーの芯は最適です。

長さも長すぎず、比較的柔らかい紙なので怪我の心配も少ないです。

鼻を突っ込んで歩き回るので、少し方向転換させてあげると歩き続けます。

たまに、顔がハマってしまう子がいるので、自分で抜け出せるか確認してあげてください。

ペットサークル内の運動をご紹介しました。

ケージの中だけだと動ける範囲が狭まってしまいます。

毎日散歩させてあげるのが理想的ですが、飼い主の方が無理をしない程度に散歩の回数を増やしてあげると運動不足が解消されます。

是非取り入れてあげてください。

まとめ

ハリネズミの運動についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

直ぐに運動不足を解消はできませんが、時間をかけて少しずつ運動ができる環境を整えていきましょう。

また、体重を量ることは健康管理をするうえで大切です。

定期的に量るようにしてあげてください。

ハリネズミが健康で長生きしてくれるように、サポートしていきましょう。