ハリネズミ

ハリネズミの部屋んぽは絶対必要?経験を踏まえて解説していきます

ハリネズミって、野生下では1日に5kmも移動をします。

「そんな移動するなら、ケージの中だけで飼育しているの可哀想じゃん!」

そう思う方も多いとおもいます。

今回は、ハリネズミの部屋んぽの必要性についてまとめました。

この記事を読むことでハリネズミの部屋んぽの必要性、コツ、注意すべきことがわかります。

ちなみに私もハリネズミ飼育者であり、部屋んぽ経験に基づいた情報をお伝えします!

ハリネズミの部屋んぽは絶対必要?経験を踏まえて解説していきます

結論は、ハリネズミの個体によります!

部屋んぽで走り回る子もいれば、部屋の隅っこで縮こまる子もいて様々です。

だから、自分の飼育している個体は部屋んぽが好きかどうかを見極めて行うようにしましょう。

ハリネズミをいざ部屋んぽさせるとなったら、テキトーに部屋に解き放つだけでは不安です。

事故がないようにハリネズミの安全を守ってあげなければなりません!

どうやって安全管理をするのか、部屋んぽの際のポイントをみていきましょう!

ハリネズミの部屋んぽの気になるアレコレ

飼育しているハリネズミをまだ部屋んぽさせたことない!というひと必見の「部屋んぽ」の気になるアレコレです。

いつから部屋んぽをするのか

ハリネズミは臆病な動物なので、環境が変わるとストレスになることもあります。

飼い主さんの存在を理解して、部屋の匂いに慣れてきてから部屋んぽを始めましょう。

部屋んぽの頻度は?

2,3日に1回部屋に出してみましょう。

毎日動き回るような散歩好きなハリネズミは、毎日でも出してあげていいです。

私のハリネズミはあんまり好きじゃなかったようで、3日に1回の長時間の散歩と、床材を変える時間の短時間の部屋んぽを行っていました。

適度な運動で肥満対策にもなりますね。

ハリネズミの運動量は足りている?もし運動不足ならダイエット!

時間とおすすめの時間帯

時間は長くて30分ぐらいが良いとされています。

長すぎても飼育環境の変化はハリネズミにとってストレスになってしまう可能性があるのであまりおすすめしません。

時間帯は夜がおすすめです。

ハリネズミは夜行性です。

だから、夕方以降など、ハリネズミがごそごそと活動し始めたら、部屋んぽをさせてあげましょう。

場所

場所はどこでもいいです。

強いていうならフローリングは滑る可能性があるので毛布などを敷いてあげるといいかもしれません。

犬猫用の滑らないシートがホームセンターなどに売っているのでそれを敷くのもおすすめです。

柵の設置場所について

柵の使い方は2種類あります。

柵で囲って、その中でハリネズミを散歩させる方法。

柵で危険な場所に行かないようにして部屋全体を散歩させる方法。

私のおすすめは柵で危険な場所に行かないようにすることです。

広い方がハリネズミにとって、走り回ることができる最高の運動空間になるからです。

部屋んぽ中のトイレ(部屋んぽ中の糞や尿)ってどこでするの?

どこにでもします。

普段トイレのしつけができているハリネズミでも部屋の中で歩きながらします。

寝室などでされたら悲しいですね…。

部屋んぽする場所を考えて、糞や尿をされても掃除できる体制を整えましょう。

ハリネズミの部屋んぽで気をつけること

ハリネズミの部屋んぽで気をつけること、すなわちハリネズミの命を守ること、につながります。

大切なハリネズミを命の危険にさらさないように万全の準備をして部屋んぽに臨みましょう。

環境を整える

床に危険なものが落ちていないかチェックしましょう。

薬、人間の食べかす、輪ゴム、などといったものがないか確認します。

誤飲よる事故を防ぐ目的があります。

掃除機をかけることで解決できます。

柵で囲うか危険なところに柵を置いて入れないようにする

柵を用いて、キッチンや家具の下など、危険なところに入らない工夫をしましょう。

ハリネズミは狭いところや暗いところを好む習性があるので、隙間があると入り込んでしまいます。

もしくは、柵で囲いを作ってその中でハリネズミを部屋んぽさせるようにすると安全です。

電気のコードを隠す

電気のコードをかじって漏電して感電死…。

最悪の場合あり得ます。

事故の可能性を考えると、電気のコードを隠す必要性が見えてきます。

ハリネズミの部屋んぽ後の掃除

ハリネズミの部屋んぽの後は、糞や尿があります。

また、針が抜けていることもあります。

掃除をして部屋の衛生状態を保つようにしましょう。

当たり前ですが、針は踏んで刺さると痛いので部屋んぽの後は要注意が必要です。

まとめ

ハリネズミの部屋んぽは個体によって好みが分かれます。

自分の飼育しているハリネズミはどれぐらい運動したいのかをわかってあげることが良き飼育者となる一歩です。

ちなみに私の飼っていたハリネズミはあまり部屋んぽが好きなタイプではなく、ご飯を交換する時に少しケージから出して冒険させる程度でした(笑)

部屋んぽする際は、ハリネズミが安全に走り回れる環境づくりを心がけて、ハリネズミの運動不足の解消をしていきましょう!