うさぎ

うさぎを飼うか迷っている一人暮らしの方に初めに読んでください!

一人暮らしをしていて寂しく感じていませんか?

そんな方におすすめしたいのがペットを飼うことです。

ペットと聞くと犬や猫をイメージするかもしれませんが、その候補にうさぎを考えてみてください。

今回の記事では一人暮らしの方に、うさぎの飼うために知っておくべきことについてまとめました。

参考にしていただける内容になっていますので、最後まで読んでみてください。

うさぎを飼うか迷っている一人暮らしの方に

結論からお伝えすると、うさぎは飼いやすい部分もあれば、大変な部分もあります。

生き物を飼うので、メリット・デメリットと責任がかかってきます。

全てを知ったうえで飼っていただけるように、うさぎをおすすめの理由から注意する点まで幅広くご説明します

うさぎが一人暮らしの方におすすめの理由

①癒される

一人暮らしで寂しく感じている方には、家で待っていてくれるペットがいるのは癒しになります。

誰かが待っていてくれるのは嬉しく感じますよね。

また、ふわふわな毛を撫でたり、もっと撫でてと鼻先でツンツンされたりすると可愛くてしょうがないです。

そんな生活をしてみませんか?

②鳴かない

犬や猫のように鳴き声で近所迷惑になることはありません。

うさぎには声帯が無いので鳴くことができないからです。

声帯はありませんが小さな音で「ブッ」と鳴らすことがあります。

それは鼻の奥の方で鳴らしている音です。飼い始めて慣れてくると、音を出すようになります。

③外を散歩させる必要がない

犬のように毎日散歩するのは、仕事終わりに大変に感じたりするときもあると思います。

しかし、うさぎは外で散歩する必要はありません。

外にはうさぎの天敵もいますので気を付けなくてはいけません。

毎日、部屋の中で散歩する「部屋んぽ」をしてあげるようにしてください。

ケージの中にずっと入っているのは、うさぎにとってストレスになります。

ケージにペットサークルを繋げてあげると、好きに出入りすることができます。最低1時間は散歩させてあげましょう。

④臭わない

うさぎのエサは、牧草を中心的に食べていますのでフンは臭いません。

肉などをエサとして食べる動物のフンは臭いますが、草食動物のフンは臭いません。

フン自体も丸くて乾燥しているので、掃除がしやすいです。

臭わず掃除もしやすいので助かりますね。

うさぎを飼う前に確認すること!

①自分にアレルギーがないか確認しましょう

うさぎを飼ってからアレルギーだったことが分かると、一人暮らしの場合困ってしまいますよね。そういう可能性はゼロではありません。

アレルギーの原因になるのは、うさぎと牧草に反応する可能性があります。

不安に感じる方は、事前に病院でアレルギー検査を受けてみたほうがいいかもしれません。

アレルギーがなければ安心して飼うことができますね。

8年ほど長く一緒に暮らすからこそ、知っておいたほうがいいです。

②エキゾチック専門病院が近くにあるか確認しましょう

エキゾチック専門の動物病院とは、小動物も診てくれる病院のことです。

犬や猫と比べるとエキゾチックアニマルを診てくれる病院は少ないのが現状です。

前もって家の近くに病院があるか調べておきましょう。

うさぎを飼い始めてから、早めに健診に行くことをおすすめします。

うさぎは表情に表れないので、どこかに病気がないか調べてもらいましょう。

一度健診に行っておくと、動物病院のペットホテルを使うこともできます。

うさぎに留守番させるのは難しいので家を空ける際は、動物病院のペットホテルを使うと安心して預けられます。

③家がうさぎを飼ってもいい物件か確認しましょう

ペット不可の物件でも、確認してみると小動物なら飼うことが可能な場合があります。

鳴かないことと臭わないことから、比較的飼いやすい動物ですから許可していただけると思います。

管理組合や不動産の方に相談してみてください。

④冷暖房が必要になります。設備は整っていますか?

うさぎには温度管理が必要です。

寒さには強いですが、暑さには弱い生き物です。

そのため、夏場にはクーラーが欠かせません。

日本も年々暑くなってきていますのでクーラーを付けている家は多いと思いますが、付けていない場合は設置していただいたほうが良いです。

うさぎも人間と同じように、熱中症にかかりますので気をつけてあげましょう。

うさぎにとって適温は23~25℃で、湿度は40~60%です。

また、停電が起きた場合にクーラーが止まってしまいますので、ペットカメラやスマートスイッチを設置しておくと普段の生活でも便利です。

うさぎの生活リズムを知りましょう

毎日の生活リズムは、朝にエサをあげて時間があれば部屋んぽをします。

お昼から夕方までの飼い主の方が仕事をしている時間は、うさぎにとって睡眠する時間です。

夕方、飼い主の方が帰ってきた頃から、うさぎの活動時間が始まります。

飼い主の方は夜の時間が空いているときに、エサの交換とケージ内の掃除をしてあげてください。

掃除している間は、うさぎを部屋んぽさせてあげると掃除がしやすくなります。

ペットサークルに出して部屋んぽするときには、最低1時間は出してあげてください。

飼い主の方とウサギのスキンシップの時間です。

数か月に1度必要なことは、爪切りをすることです。

飼い主の方がすることもできますが、小動物の爪は小さいので切るのが怖い方は、動物病院やペットショップでお願いすることができます。

無理はせずに頼れるところは頼りましょう。

その他には、動物病院で健診を受けることもおすすめします。

最低1年に一回は連れていきましょう。

うさぎは痛みを顔に出したり、行動で表したりしません。

それは、弱みを見せてしまうと天敵に狙われてしまうからです。

動物の専門家ではない私たちには、うさぎが病気を抱えていても気づくことが難しいので、獣医に代わりに確認をしてもらいましょう。

うさぎにかかる費用について考えてみましょう

①うさぎの価格

うさぎの種類にもよりますが安くて5千円程度、高くなると2万ほどします。

血統書が付くうさぎだと、3~5万ほどの金額になります。血統書が付くだけでも、金額がだいぶ違いますね。

血統書がある方が、うさぎの種類と親がハッキリしているので情報が確実です。

なぜそこが重要なのかというと、種類の判別が難しいうさぎもいるからです。

垂れ耳うさぎは特に、子うさぎのころの顔が似ているので、ホーランドロップイヤーなのかフレンチロップなのか判断が難しいです。

また、親がハッキリすることで遺伝子疾患や将来的にどのくらい成長するのかも分かります。

このように情報があることで分かることがあります。

私も血統書なしのうさぎを飼ったので種類が違っていた経験が実際にあります。

一目ぼれした子なので後悔はありませんが、そういうこともあることを知っていただきたいです。

②ケージなどの初期費用

ケージ・トイレ・エサ・エサ入れ・ペットシートなど、飼育を始める前に揃えておく物は、だいたい2万円くらいかかります。

③毎月の消耗品の費用

エサのペレットと牧草、そしてトイレ用品は消耗品なので毎月の購入が必要です。

だいたい3~5千円するので、安いときにまとめ買いしておくといいですね。

飼い始め時期は、まだ何が気に入るのか分かりませんので、色んなものを少しずつ試してあげてください。

④治療費

病院によって治療費は変わります。

健診だけであれば数千円ほどですが、何か検査が必要であれば追加でかかります。

手術や入院になると、数万円かかることもあります。

飼い始めて去勢手術や避妊手術についても考えなくてはいけません。

オスの去勢手術はオシッコによるマーキング行為を軽減してくれます。

短時間で済む手術で、費用は2万円ほどします。

メスの避妊手術は、将来的に子宮疾患になる可能性が高いので手術することをおすすめします。

費用は4万円ほどです。

どちらの手術も日帰りで終わります。

⑤保険の費用(入りたい方だけ)

小動物用のペット保険もあります。

種類は犬や猫と比べると少ないですが、将来に備えて保険を検討するのもこれからは必要なのかもしれません。

小動物だからこそ病院代が意外とかかる場合もあります。

月々の費用は1,900円代が多く感じました。

それよりも低い金額もありますが、保険の内容によって無理しない程度の金額を探すのが1番いいと思います。

うさぎを飼うことで注意すること!

うさぎを飼ううえで注意することは、家を空けている間にうさぎが脱走しないように注意しなくてはいけません。

家の中にはコンセントコードや植物など、うさぎにとって危険なものがたくさんあります。

気を付けてあげないと怪我をしてしまいます。

私も実際にコンセントコードを切られたことがあります。

コンセントが繋がっていなかったからよかったのですが、もし繋がっていたらと思うと危険だったと思いました。

このように危険なこともありますので、ケージの入り口を2重ロックするように工夫したほうが安心して家を空けることができます。

まとめ

  • うさぎは飼いやすい部分もあれば大変な部分もあります。
  • うさぎに癒されて、鳴くこともなく臭いもしないので飼いやすいです。
  • 飼う前に確認することは4つありますので、準備してからお迎えしましょう。
  • うさぎの生活リズムを知り、爪切りや健診に行くようにしましょう。
  • うさぎにかかる費用を確認して飼えるか判断しましょう。
  • うさぎが脱走しないように対策をしましょう。

うさぎの飼いやすい部分と大変な部分についてご説明しました。

それを踏まえたうえで、うさぎを飼っていただけると嬉しいです。

買うことは簡単ですが、命を預かって飼うのは簡単なことでありません。

万全の準備をして迎えてあげてください。

うさぎと飼い主の方の生活を楽しんでいただけると嬉しいです。