モルモット

モルモットの繁殖と里親探しについて

愛らしいモルモットの赤ちゃんが欲しい! 飼育されている中で一度は繁殖を検討した方も居られるかと思います。

もし想像以上に生まれてしまったらどうしよう? 飼えなくなったら? 

でも購入するのではなく自分で育てたモルモットに繁殖させたいと考えている方々へ。

今回は繁殖のさせ方や妊娠、出産から飼えなくなってしまった時の里親探しについて詳しくまとめてみました。

モルモットの繁殖について知りたい!

先ずはメスの発情周期を覚えましょう。

オスは年中無休で発情していますからメスの発情周期に合わせ同じケージに入れる必要が在ります。

16~19日周期で発情するメスは発情期になると膣が開口しますが、それ以外の時期にオスを入れても交尾は出来ず、嫌がり逃げ回るメスへ過度なストレスを与えるだけになってしまいますので注意してください。

繁殖中は布などを被せたり部屋を暗くする事で安心させてあげられます。

モルモットの発情期間が4~17時間ですので一晩そっとしておいて翌日ケージ内に「膣栓」と呼ばれる白い塊が落ちていれば無事に交尾は成功です。

オスは交尾が終わった後も構わずメスのお尻を追い回してしまうので、膣栓の確認が出来たら直ぐにケージから出してあげましょう。

何度かトライして、どうしても交尾が上手くいかない場合はペアを変えてあげるのも良いでしょう。

一番大切な事として、妊娠期間中から出産、育児期間までストレスを与えないため殆ど掃除する事が出来なくなります。

子供が生まれてからの事も踏まえると合わせて三ヶ月以上しっかり掃除が出来ない訳ですから、繁殖させる時期を逆算し、春や秋の子育てがし易い時期に合わせてあげるのが望ましいです。

理由として夏場は不衛生な環境になり易く、冬場は赤ちゃんたちが寒さに弱いからです。

妊娠期間はどのくらい? 何をしたらいいの?

妊娠期間は60~80日で、妊娠中のモルモットは普段以上に栄養が必要になります。

カルシウムやビタミン、タンパク質を多く摂取してもらう為、いつもの餌に加え栄養価の高い青菜やマメ科の牧草であるアルファルファを与え、水分も充分に摂らせてあげて下さい。

妊娠兆候として著しく体重が増え、体型も洋ナシの様に変わっていきます。

妊娠期間中のメスは非常に神経質になっていますので掃除などは最低限に抑え静かな環境を整える必要が在ります。

同じ室内の視界に入る範囲内でオスとメスのケージがある場合、オスはメスに気付くと頻りに求愛で声をあげる事があります。

こういった鳴き声もメスにはストレスになりますから、どちらかのケージを目隠しで覆うか高さを変え視界に入らない様にしてあげると良いでしょう。

子供がいっぱい生まれたら?

モルモットの出産は平均で2~4匹、多い時には6匹も子供を産みます。

母親は出産後10時間で再度妊娠が出来ますし、その子供たちも生後約2ヶ月で交尾が出来るようになります。

管理が出来ていないと爆発的に数を増やしてしまいますから、前もってケージのスペース確保など計画性をもった繁殖でなければ飼いきれなくなってしまう可能性があります。

やむを得ない理由で飼えなくなってしまった場合や子供が多く生まれて飼えない場合は、近場のペットショップやブリーダーさんなど引き取り手を探さなくてはなりません。

最近では里親サイトも数多くありますので、出産までにご自身の飼える許容を考え、飼えない可能性があるのなら先に里親を探しておくのが望ましいです。

直ぐに里親が見つかるとは限りませんし命の成長は待ってくれません、2ヶ月経てば子供たちが交尾し始めてしまいます。

まとめ

モルモットは飼い易い反面、繁殖力がとても強く計画性が無ければ、どんどん増えてしまいます。

繁殖を検討されているのであれば、ご自身で管理し切れるだけのスペースや、先々まで見越した費用を念頭に入れておかなければなりません。

初めから里親や引き取り手に投げてしまうつもりならば、そもそも繁殖させるべきではありません。

数が多くとも生まれてくる一つ一つの命の重みと責任は変わりませんので、家族としてアナタが愛情を注いであげられる許容を考えながら素敵なモルライフを紡いでいって下さいね。