フクロモモンガを飼ったらお世話は大変なのでしょうか?
まだまだペットとしての馴染みの少ないフクロモモンガ。
この記事では、フクロモモンガのデイリールーティーンから、たまにすべきお世話までをまとめました!
どのようのなお世話をするかを知ることで、フクロモモンガ飼育への道が想像できます。
Contents
フクロモモンガのお世話をこまめにすることのメリット
なんのためにお世話をするのでしょうか?
生き物を飼育するからには、お世話をしっかりするのが飼い主さんの義務です。
でも、その思いだけでは、楽しい生活も続きません。
お世話にもメリットを感じて積極的に楽しんでお世話しましょう!
メリットを3つ紹介します!
飼育環境を清潔に保てる
飼育環境を清潔に保つことは、フクモモにとっても飼い主にとってもメリットです。
綺麗な環境で飼育していると、観察もしたくなりますし、綺麗なままで保とうという気持ちが生まれます。
フクロモモンガにとっても、清潔な環境は病気やストレスを感じにくくなるのでメリットです。
体調管理ができる
毎日のお世話によって、フクロモモンガの体調の変化に気づくことがあります。
野生のフクロモモンガは食べられる側の動物です。
被捕食者の動物は、死ぬギリギリまで体調不良を周りに気づかせないと言われています。
しかし、毎日お世話することで、フクロモモンガのちょっとした変化に気づくことが可能です。
その結果、病気の早期発見、早期治療につながります。
コミュニケーションが取れる
フクロモモンガとコミュニケーションをとる貴重な時間です。
特に、飼育しはじめのころは、警戒心の強いフクロモモンガと遊べることは少ないでしょう。
そんなフクロモモンガとのコミュニケーションの時間が毎日お世話の時間です。
以上がお世話をするメリットでした。
では、具体的にどの様なお世話が必要なのでしょうか?
フクロモモンガの毎日のお世話
毎日の世話は、食事管理、体調管理、掃除です。
細かくみていきましょう。
餌やり
フクロモモンガは夜行性なので、夕方にご飯を与えます。
朝方、フクロモモンガが餌をちゃんと食べているかを確認して餌皿を洗います。
洗う時間がなくても餌皿はケージから取り出す様にしましょう。
決まった時間だけ餌があることによって、フクロモモンガがいつでもご飯が食べられると思わせない様にします。
これは拒食や偏食を防ぐことにつながります。
水の交換
水はできれば、朝、夕の2回交換します。
給水ボトルや水飲み皿は軽く水洗いするだけで大丈夫です。
夏場は暑いので、毎日水交換する必要はあります。
冬は腐りにくいので2日に1回ぐらいでも問題無いです!
ケージ周りのおしっこの処理
フクロモモンガはケージの周りにもおしっこを飛ばします。
放置しておくと拭き取りにくくなりますし、自分の掃除のテンションも下がります…。
こまめに掃除して、綺麗な状態を維持しましょう!
フクロモモンガのたまにするお世話
毎日する必要はないけれども、絶対に必要なお世話です。
床材の交換
床材は、ペットシーツを用いると交換が簡単です。
フンや尿が目立つ様になったら交換します。
フクロモモンガは樹上性の生き物なので、木くずや土を床材として使う必要はありません。
いかに簡単に掃除できるか工夫することが、長期飼育への近道です。
ハンモックなどの遊具の掃除
遊具は、1週間~2週間に1回洗いましょう。
糞がこびりついている場合、水に浸して汚れをうかせます。
その後、洗剤をつけたスポンジでこすり落とします。
洗剤で洗ったら、天日干しで完全に乾燥させます。
天日干しを長期間行うと脱臭効果も期待できるので臭いが強い場合は4.5日天日干しします。
フクロモモンガの大変なお世話
たまにしかしない大変なお世話はやはりケージ洗いです。
ケージ洗いの注意点を見ていきましょう。
ケージ洗い
月1回ぐらい掃除しましょう。
金網ケージの場合、洗浄後にしっかりと拭き取らないとさび付いてしまいます。
さび付いた部分をフクロモモンガが噛んでしまうと健康に影響が出てしまうので注意が必要です。
ケージを洗った後、天日干しして完全に乾かします。
アクリルケージの場合、柔らかいスポンジで優しく洗います。
アクリルは傷がつきやすいので注意が必要です。
アクリルケージの場合、タオルで拭き取って除菌消臭スプレーをして完了です。
お世話の際の注意点3つ!
フクロモモンガのお世話に必要な3つの注意点を紹介します。
洗いすぎない!
フクロモモンガは臭いで安心感を得ます。
ケージや遊ぶ道具を洗いすぎて無臭になってしまうと、フクロモモンガが不安を感じてしまう様になります。
綺麗にしすぎないことがフクロモモンガにとって過ごしやすい環境なのです。
なるべく毎日同じ時間にお世話する
毎日のお世話を同じ時間にすることでフクロモモンガがなつきやすくなります。
というのも、この時間になってきたらご飯が出てくる、この時間になったらケージから出れる、というのを理解してもらえるからです。
おやつを与えてコミュニケーションをとる
飼い主は無害であり、おやつをくれるいい人だ!という認識をフクロモモンガに与えます。
するとお世話中にコミュニケーションが取れて、早く慣れることができます。
まとめ
フクロモモンガに限らず、動物はお世話が大変です!
でもその大変さが飼育の楽しさでもあります。
全てを楽しめる余裕を持って飼育に挑戦しましょう!