フクロモモンガは、ペットとして飼育できるのです。
最近ではホームセンターで扱われているほど人気の動物です。
一人暮らし方にオススメのペットとしてフクロモモンガが紹介されています。
今回は、フクロモモンガを軽く理解できるようにさらっとまとめました!
それではフクロモモンガの飼い方をみていきましょう!
Contents
モモンガの種類とその値段
スタンダードグレイ
一般的にノーマルカラーと言われているカラーです。
最も一般的に見るフクロモモンガがこの品種です。
頭の先から尻尾までのストライプと、目から耳にかけての濃い模様が見られるのが特徴です。
優勢遺伝なので個体数も多く、価格が最も低いです。
参考価格:15,000~40,000円
リューシスティック
目が黒いのに体が真っ白な毛色のフクロモモンガです。
純白のフクロモモンガは高級感があり、実際に高級です。
劣勢遺伝なので個体数が少なく、高価なフクロモモンガとなります。
販売場所によって価格が大きく異なります。
参考価格:80,000~180,000円
モザイク
モザイクは毛の黒白がブチ柄になるのが特徴です。
ブチ柄によって名前も異なってきますが、ノーマルカラーの色変わりとして扱われることもあります。
ブチ模様の固定はされていないので、価格も高めです。
参考価格:40,000~100,000円
ホワイトフェイスブロンド
ノーマル個体の、顔周りの黒い部分がなく、全体的に明るい毛色のフクロモモンガです。
優勢遺伝で、かっこいい顔立ちなので人気があります。
参考価格:70,000~90,000円
クリミノ
クリーミーな毛色のフクロモモンガです。
黄褐色から茶色の毛色で、模様はノーマルと同じ模様です。
劣勢遺伝なので、流通量も少ないです。
参考価格:50,000~120,000円
プラチナ
毛色が明るい銀色で、顔周りの色がちょっと黄色がかったフクロモモンガです。
ストライプは薄い灰色のストライプをしています。
参考価格:80,000~100,000円
個人的な感想は、ノーマルはリスみたいな毛色だなぁと感じました。
お値段は高いですが、リューシスティックが白いもふもふでお気に入りです!
フクロモモンガの平均寿命は長め?
フクロモモンガは、野生下での寿命は5年とされています。
飼育下の寿命は10年前後が平均です。
小動物の中では長寿な方です。
ハムスターで3年、インコで5~10年。ハリネズミで3~4年、デグーで6年程度です。
比べて見ると長寿なことがわかります。
フクロモモンガを飼育する際は、長年のお付き合いになるので、覚悟を持って臨みましょう。
フクロモモンガの鳴き声が近所迷惑?
フクロモモンガは夜行性です。
そのため、夜に活動し鳴き声を発します。
そして鳴く頻度や声量に個体差が大きいのもフクロモモンガの特徴です。
フクロモモンガの鳴き声の大きさは、子犬ぐらいとされています。
ただ、隣人トラブルになるという話は聞きませんので、アパートでも大丈夫でしょう。
フクロモモンガはなつきにくいペット?
結論、なつくかどうかは個体によります。
しいて言うなら、人になつきにくい動物とされています。
フクロモモンガの性格は、
「臆病」
「警戒心つよめ」
です。
だんだん人に慣れていくと、部屋の中を活動しまくり、飼い主に甘えまくりのモモンガになります。
フクロモモンガの寿命は長いので、あせらずじっくり慣らしていくのが良いでしょう!
一番わかりやすい例えは、
「小さい猫」
のような性格です。
フクロモモンガの飼い方
①必要な飼育設備
- ケージ
- 床材
- 給水器
- かじり木
- 隠れ家
- 巣箱
- えさ
フクロモモンガはのケージは縦長のものがいいです。
理由は、モモンガは木に登り、滑空する習性があるからです。
そのため、
底面が50cm×50cm
高さが100cmあればとても理想的な環境と言えます。
金網ケージだと、ステップの取り付けが簡単にでき、後から遊び場の増設もできるのでオススメです。
飼育設備は大体3~5万円で揃えることが可能です。
②フクロモモンガにとって快適な飼育温度
フクロモモンガの適正温度は25℃~28℃とされています。
寒さには弱いのでヒーターが必要です。
適正な湿度は50%~60%です。
日本の気候と大体同じですので、問題なく飼育可能です。
③モモンガのご飯
フクロモモンガは雑食性です。
昆虫、果物、植物性たんばく質、樹液、花・蜜、動物性たんぱく質、なんでも食べます。
だからこそバランスの良い食事を毎日与えることが大切です。
毎日あげたいのは以下の餌です。
- モモンガ専用フード
- 昆虫
- 昆虫ゼリーや小動物用ゼリー
- 新鮮な野菜や果物
です。
フクロモモンガは偏食を起こす可能性があります。
毎日色々なものを食べさせて、グルメなモモンガにしましょう(笑)
④トイレのしつけ
フクロモモンガはトイレのしつけは不可能です。
おしっこを撒き散らし、ウンチはそこらへんにします。
そのため、頻繁にケージ周りを掃除をする必要があります。
まとめ
フクロモモンガは最近メジャーになってきたペットです。
大きい目と、もふもふの体毛が可愛いプラスの面と、夜行性でなつきにくいといった少しマイナスな面があります。
飼育して楽しいことには変わりないので、ぜひ、フクロモモンガの知識を身につけ、飼育にチャレンジしてみましょう!