ハリネズミをこれから飼い始めたいけど、ケージ選びに迷ってる方、ネットで検索したら色々なケージがあってどれを選べばいいかわからない方も多いと思います。
今回はケージごとの長所短所をまとめました!
ぜひ、ケージ選びの参考にしてください!
と、言いたいところですが、ケージは飼育者の好みで選ぶのが一番かと思います。
なぜかというと…。
飼育環境さえ揃えばハリネズミを快適に飼育してあげることができるからです!
Contents
ハリネズミのケージ選びはなんでもいい!
ハリネズミの飼育に必要な条件さえ揃えば、飼育ケージはなんでもいいのです。
ではハリネズミの飼育に必要な条件はどんなのでしょうか?
見ていきましょう!
ハリネズミの飼育に必要な条件は以下のとおりです。
温度
温度は26度前後が良いとされています。
20度を下回ってしまうと、冬眠します。
30度を上回ってしまうと、夏眠します。
夏眠も冬眠も飼育下のハリネズミだと命に関わってきます。
だから、適切な温度で飼育することが大事です。
湿度
湿度は40%程度が良いとされています。
飼育談によると夏場60%ぐらいになっても大丈夫という話もあります。
湿度45~50%ぐらいを理想として管理したいですね。
隠れ家
ハリネズミは夜行性かつ臆病な生き物です。
隠れ家を設置して、身を休めるところを作ってあげましょう。
運動
ハリネズミは運動が大好きです。
飼育下のハリネズミでも1日に2km動き回ったという話もあります。
回し車を設置したり、部屋んぽをさせたりして運動させてあげましょう。
ハリネズミの部屋んぽは絶対必要?経験を踏まえて解説していきます
水と餌
水と餌は必須です。
水飲み場は、皿でも、給水ボトル式でも大丈夫です。
床材
ハリネズミはよく動き回ります。
ツルツルの床だと滑って骨折する可能性があるので、床材を用いて動きやすくしてあげましょう。
上記の条件さえあれば飼育することができます。
逆にいうと、上記の条件が満たないケージはやめておくべきです。
あとは飼育する人の好みや、環境によっておすすめのゲージを選ぶと良いです。
それでは、それぞれのケージのメリットデメリットを見ていきましょう!
金網タイプのケージ
金網タイプのケージは鳥を飼育したりウサギを飼育したりするのにも使え、小動物にはぴったりです。
値段も低価格なものからあり、最初のケージにはおすすめです。
ただし、通気性が良い分、冬場の保温が難しいので部屋自体を温めるなどの工夫が必要です。
メリット
- 風通しがいい
- 給水器が取り付け可能
デメリット
- 温度管理が難しい
- 金網を上る可能性がある
- 床材が周りに飛び散る可能性がある
水槽タイプのケージ
水槽タイプは四方がアクリルやガラスで覆われており、観察がしやすいです。
水槽はサイズもたくさんあり設置場所によってサイズを選ぶことができるのでお部屋のどこにおきたいかで水槽のサイズを選ぶことができます。
小動物飼育のための構造ではないので、ハリネズミ用に通気性を高めたりする工夫が必要です。
メリット
- 観察がしやすい
- 保温がしやすい
- 脱走の心配がない
デメリット
- ガラス水槽だと重く掃除がしにくい
- 夏場、高温多湿になりやすい
- 給水器が置けない
衣装ケース
衣装ケースは低コストで床面積も広く、一番最初の装備としてはおすすめです。
衣装ケースの特性上、横からの観察は難しいので、床にケージを置いて飼育したい人におすすめです。
通気性を保つために上の蓋をメッシュにしたり、側面を金網などに加工しましょう。
メリット
- 軽くて掃除が楽
- コストパフォーマンスがいい
- 広い底面積
- 加工が楽
デメリット
- 加工しないと通気性が悪い
- 透明な衣装ケースは少なく、見栄えが良くない
自作ケージ
自作ケージは好きなように作れるのでDIYが好きな方におすすめです。
サイズや設備、床材まで自分の思い描くようなケージができるので、飼育のモチベーションが上がります。
しかし、ハリネズミ飼育し始めの時は、どのような設備や床材が自分のハリネズミにあっているか判断しづらいです。
だから、ある程度飼育経験を積んでから自作ケージを作成することをおすすめします。
メリット
- インテリアの一部のようなケースを作れる
- 自分好みの内装にできる
- 使い勝手の良いデザインにもできる
デメリット
- 飼育初心者や飼い始めでは何が正解かわかりづらい
- 作るのに時間と労力がかかる
ハリネズミ用ケージ
ハリネズミのために設計されたケージで快適に飼育することが可能です。
初期投資にお金をかけれる方は、ハリネズミ用ケージを購入することをおすすめします。
ハリネズミが好むような、設備が最初から揃っています。
しかし、生産数が少ない分、価格が少々お高めなのが難点です。
メリット
- ハリネズミのためのケージなので管理が楽
- ハリネズミ用回し車など運動させる器具も付いていたりするので飼育環境が良い
- ヒーターなどの保温器具の設置が楽
デメリット
- 値段が高い
まとめ
いかがだったでしょうか。
ハリネズミは飼育環境さえ整えばどのケージでも飼育することが可能です!
あとは、飼い主さんの予算、飼育環境、好みによって選ぶことができます。
自分にあったケージで、飼い主もハリネズミも快適な飼育環境を目指しましょう!