ハリネズミ

ハリネズミの床材6種類のメリットデメリットを比較してみた

今回はハリネズミの床材について考えてみまし ょう。

ハリネズミの床材6種類のメリットデメリットを比較してみた

飼育するにあたって、床材は必需品です。床材を敷き詰めることによって、ケー ジ内を清潔に保ち、消臭効果やケガ防止などの利点があります。

しかし、ハリネ ズミを飼ったばかりの人は最初の悩みとして床材に悩む人が多いのではないの でしょうか? そんな方の参考になるよう、タイプ別にいくつか紹介していきます。

ポイントは

1, 素材の性質

2, 安全性

3, 掃除のしやすさ

4, コスト

ウッドチップ

ウッドチップとは公園や花壇、ドッグランなど、ふかふかした上を歩い たことはありませんか?木材を細かくしたものが敷いてあります。

ウッドチップは、クッション性があり、小さなハリネズミの体に掛かる負担を、軽減する効果があります。

自然素材の持つ柔らかさがあり、肌にやさしく低刺激 でアレルギーも起こしにくいです。

その他、こんなメリットがあります。

木の香りには、 抗菌、消臭効果、リラックス効果があります。
香りは だんだんと薄くなりますが、掃除の時に少しずつ入れ 替えるようにすれば、一定の効果を維持することがで きます。

また保湿、保温に優れているので、冬は暖か く過ごせます。

反面デメリットもあります。

湿気がこもりやすいので、 夏の使用はあまり向かないかもしれません。 広葉樹が一般的です。針葉樹はアレルギーを起こしやすいので、購入するときは注意してくださいね。

トイレ砂

小動物用のものなら何でもOKです。
天然素材 100%のもの、消臭力に優れているものや吸水が早く、濡れても固まらないものなど、種類が多いのが特徴です。

また、トイレにそのまま流せるのも助かりますね。粒の大きさが選べたり、安全性から おからを原材料としているものも売られています。

季節を選ばず、一年を通して使うことができます。

ペットシーツ

吸水性が良く掃除が簡単です。匂いも気になりません。

ひとつ注意する点があります。

シーツがめくれ上がって、中にもぐったりしているう ちに、破れて食べてしまう心配です。 その場合消化できずに、体調を崩す恐れがあります。

そんなことのないよう、シーツがはがれないようにし っかりとめておきましょう。

牧草(チモシー)

イネ科の植物で主にうさぎのエサとしとて使われま す。もちろんハリネズミが食べることもできます。青くさい特有な匂いがするため、消臭にはとても効果 があります。

しかし吸水性が悪く、頻繁に掃除をする必要があります。肌が敏感な子はアレルギーを起こすことがあります。

新聞紙


広げたり細かくしたりして敷き詰めます。 一番のメリットは安価なこと。

最も手に入れやすく、 わざわざ床材として他に買う必要がないので、惜しむ ことなく取り替えてあげられますよね。 いつも清潔にしておくためには、コストがかからない ようにすることも大切です。

ひとつ注意点として、いたずらだけならいいのですが、なかには食べてしまう子がいることです。初めは様子を見てあげましょう。

人工芝

まず感じることは、見た目がグリーンできれいで癒されます。清潔感も感じられます。写真映えもいいですよ。

ハードタイプとソフトタイプがありますが、どちらも安く購入できます。通気性の面ではハードタイプ 方がいいようです。

また人工芝は丸ごと洗えるので、 衛生面でも優れていると言えます。ただ、水分は吸収せず下に落ちるので、必ず下にペットシーツを敷いてくださいね。

まとめ

たくさんある床材の種類の中からどれを選ぶかは、飼育する 上で最も重要になります。それぞれの特徴を知って合ったものを選びましょう。

これらの床材を、単独でも、または組み合わせて使うことも一つの方法です。

季節や成長によって、よく観察して調節してください。ハリネズミが毎日過ごすお家 の中を、できるだけ快適な環境にしてあげたいものです。