よく動画やネットなどで目にするハリネズミのをお風呂に入れているシーンってありますよね。
でも本当のところお風呂なんかに入れて大丈夫なの?っていう方に向けて記事をまとめてみました。
お風呂に対する考え方がわかっていただけると思います。
ハリネズミをお風呂に入れていいって本当なの?知らない方は要注意!
場合によってはお風呂に入れるのはありです。
ハリネズミは元々は水に入るのを好む動物ではありません。なので基本はお風呂に入れる必要はありません。
お風呂に入れてもいい時は糞などの汚れがついてしまって取れない時です。また、ハリネズミは回し車をしながら糞をする子がいます。その時に足で糞を踏んでしまって付きっぱなしになっていることがあります。
それが原因で病気になってしまうこともありますので、汚れがひどい時にだけ足湯程度に浸からせて汚れを取りましょう。
お風呂の入れ方
1, まずはハリネズミとお湯を入れる容器を用意しましょう。タライみたいな容器で構いません。
それとできたら歯ブラシと体を流してあげる小さいジョウロみたいなものがあれば用意しておきましょう。
2, お湯を入れて下さい。※お湯の温度は37~38℃
ハリネズミの足が浸かるくらいで十分です。※1~1.5㎝くらい
3, お湯を張って準備が整ったら、ハリネズミを抱えてゆっくり慎重に足から浸からせてあげて下さい。
4, 汚れているところを優しくお湯をかけながら撫でて洗ってあげて下さい。
シャンプーは獣医師さんから指示があった場合だけにしておくほうがいいです。
5, 背中の針の汚れが落ちずらい時は、先ほど用意した歯ブラシを使って針の流れに沿って優しく汚れを落としてあげましょう。
6, 汚れを落とした後はお湯で流してあげて下さい。その時にジョウロなどを使うと流しやすいです。バシャバシャ掛けないで優しく少しずつ流してあげて下さい。
7, 流し終わったら、すぐにキレイなタオルで体を優しく拭いて下さい。拭き残しが無いように素早く拭きましょう。吸水性がいいタオルにしましょう。
気をつけること
ハリネズミは臆病な性格なので、お風呂に入れる際は慎重に行って下さい。特に初めてのお風呂の時は気をつけましょう。
最初は1㎝無くても足が濡れる程度で全然十分です。ハリネズミの反応に集中して下さい。特に嫌がらないようであれば1~1.5㎝にお湯を足すといったほうがいいでしょう。
お湯を体に流してあげる際にハリネズミの顔にかからないように細心の注意を払いましょう!
口や鼻からお湯が入ってしまって溺れてしまったり病気になってしまうこともあるので注意して下さい。
タオルで拭いてあげた後、ドライヤーを使う場合にはドライヤーを十分に離して使って下さい。ハリネズミによってはドライヤーの音で怖がってしまう子やドライヤーの風を嫌がる子もいると思います。
嫌がる子には無理矢理ドライヤーを当てるのはやめて下さい。
また、ハリネズミによってはお風呂が好きなこもいます。本当にハリネズミによって全然違うというのを覚えておきましょう。
様子を見ながらお風呂に入れてあげて下さいね!
お風呂が無理そうなハリネズミには蒸しタオルで汚れた箇所を吹いてあげるということもできます。蒸しタオルでも十分汚れは取れます。
そのほかには砂浴びでも汚れを落としてくれますので、無理矢理お風呂に入れるのはやめましょう!
ハリネズミをお風呂に入れてみた
一番最初にお風呂に入れた時はゆっくり足から浸からせましたが、びっくりして手の中で動き回っていました。
一度引き上げて落ち着いてから、もう一度トライしてみてっていうのを何度か繰り返している内に足だけ浸かっても大人しくしていました。
その後は一ヶ月に一回くらいのペースで洗ってあげています。大人しいので嫌いてはないのかな?という感じです。
初めてお風呂に入れようとしている方がいたら、最初はびっくりしてしまうかもしれないので慎重にいきましょう!
まとめ
ハリネズミは基本はお風呂はいらない動物です。汚れが目立って落ちない時に試しに入れてみて反応をみましょう!
反応次第で、次も入れても大丈夫かを判断して下さい。
もしすごい嫌がってしまって、でも汚れを落としてあげたい!という場合は蒸しタオルで拭いてあげて下さい。または砂浴びで様子をみましょう。
くれぐれもお風呂は慎重に入れてあげて下さいね!