ハリネズミは耳が優れているので、掃除機の音は大丈夫か心配になりませんか?
飼い始めた頃は、特に気になる点だと思います。私も気にしながら、掃除をしていました。
そんな悩みを解消できるように、ハリネズミの掃除機の慣らし方をご紹介します。
Contents
ハリネズミが気になって掃除ができない!掃除機の音は大丈夫?
先に結果からお伝えすると、掃除機に慣れる子もいれば慣れない子もいます。
それでも、掃除機の音に慣れてくれたら飼い主として安心できますよね。
飼い始めはまだ慣れるか分かりませんが、慣らし方を試す価値はあると思います。
この記事では、慣らし方から掃除の頻度、そして慣れなかった場合の対策を3つに分けて順番にご説明していきます。
最後までご覧いただけると嬉しいです。
掃除機に慣れる方法は?
ハリネズミに掃除機の音を慣れてもらう方法は、2つあります。
どちらも直ぐに慣れるような方法ではなく、時間をかけて慣らしていく方法です。
①ハリネズミのケージから離れたところを掃除して音に慣れさせる
初めからハリネズミの近くで掃除するのではなく、離れた場所から音を慣らしていきます。
人間の赤ちゃんでも、近くでいきなり掃除機の音がしたらビックリしますよね。
それと同じで、徐々に日常生活の音として慣らしていきましょう。
②掃除をかけ終わった後にご褒美をあげる
掃除=嫌なことと認識されないように、掃除機が終わった後にご褒美として「おやつ」をあげてください。
子どもが嫌いな病院に行ったあと、我慢したご褒美でお菓子をもらったりしますよね。そのお菓子をもらうことで、嫌なことだけでなく嬉しかったことも記憶されます。
ハリネズミにも、同じように嬉しい記憶も残せるようにおやつをあげましょう。
2つの慣らし方の共通点は、人間の子どものように接してあげることです。
お迎えするハリネズミは子どもが多いです。
掃除機の音に怖がるのは当然だと思います。だからこそ、時間をかけてゆっくり慣れさせてあげてください。
掃除機をかける頻度は?
お迎えしたばかりのころは、環境にも慣れていないので掃除機は控えた方が良いです。
また、ハリネズミは夜行性なので日中は寝ています。
寝てる時間に掃除機をかけると眠りを妨げてしまうので、なるべく行動し始める時間に掃除するようにしましょう。
頻度はハリネズミの慣れ具合によりますが、最初は一週間おきからはじめて、徐々に日数を増やしていきましょう。これも、慣らし方の一つとして使える方法ですね。
必ず掃除してほしいタイミングがあります。部屋でハリネズミを散歩する前は、掃除機をかけるようにしてください。
何か落ちていてハリネズミの口に入ってしまうと大変です。
そうならないために、入念にチェックしながら掃除をするようにしましょう。
掃除機に慣れなかった場合の対策は?
最初の方に書いたように、掃除機に慣れる方法を試してみても慣れない子はいます。
この子はとても繊細なんだと、1つ知るきっかけにもなりましたね。
その子の個性として受け止めてあげてください。
それでも、部屋の掃除はしないといけないですよね。
ハリネズミに負担をかけないように3つの方法をご紹介します。
上から順番に飼い主の負担がかからないものから、負担になる方法もあります。できそうな方法から試してみてください。
①掃除機をかける時間を最小限にする
飼い主の方にとって、一番負担が少ない方法です。
その日ごとに掃除する場所を限定して、掃除機を短時間使う。
または、掃除機以外の掃除道具を使うように心がけるなど、掃除方法をハリネズミの様子を見ながら変えるのも1つの手だと思います。
②掃除時間中はケージごと移動する
2つ目は、掃除機を使っている間はケージごと移動させる方法です。
これはケージの種類によっては、重さがあり飼い主の方には少し負担がかかります。
余りにもケージが重い場合は、ペットサークルにハリネズミだけ移動させるのでも大丈夫です。
この方法でハリネズミには、掃除機の音による負担は少なくなると思います。
③掃除機を音が小さいものに変える
これは、飼い主の方には金銭面で負担がかかる方法です。
掃除機は年々新しい商品が発売され、音も静かになってきています。
掃除機を変えるのも1つの手ではあります。
しかし負担が大きいので、先に負担が少ないものを試して見てください。これは、最終手段として考えていただけたらと思います。
まとめ
ハリネズミの掃除機の音に慣らす方法から、慣れなかった場合の対策についてご説明しました。
悩みは解消されたでしょうか?
人に慣れさせるのが難しいように、その他のことに慣れさせるのにも同じように時間がかかります。
できることからハリネズミと一緒に挑戦し、その子に合った方法を探していってください。
時間をかけて粘り強く付き合ってあげましょう。