うさぎ

うさぎは匂いがするの?トイレからマーキングまでご紹介します

うさぎを飼いたいけど匂いがするのか気になりますよね。

一緒に暮らしていくからこそ知っておきたい点だと思います。

今回の記事では、うさぎの匂いに関する内容をまとめました。

匂いといえばトイレとマーキングを中心的に書きましたので、最後までご覧いただけると嬉しく思います。

うさぎは匂いがするの?

結論からお伝えすると、おしっこが臭います。

うさぎ自体は匂いはなく、うんちも牧草を主食として食べているので臭いません。

ですが、おしっこはアンモニア臭がするため毎日の掃除が必要になります。

うさぎは縄張り意識が強い生き物なのでマーキングをします。

匂いをこすり付けるのであれば問題がありませんが、オスの場合はおしっこをかけるスプレー行為もします。

家具や壁にされると、飼い主の方は困ってしまいますよね。

その対策についても順番にご紹介していきますので、参考にしてみてください。

盲腸便を知っていますか?

先ほどうんちは臭わないと書きましたが、「盲腸便」だけは臭います。

盲腸便について少し詳しくご説明しますね。

普通のうんちとは違い、水分を含み柔らかく粒が密集しています。

あまり見かけないうんちなのには理由があります。

それは、普段はうさぎが直接肛門から食べてしまいますので見かける機会が少ないです。

うんちを食べると聞くと、飼い主の方の中には驚かれる方もいれば汚いと感じる方いると思います。

実は食べている盲腸便には、うさぎに必要な栄養が含まれているんです。

具体的にはビタミンB12・ビタミンK・タンパク質が含まれていて、そのうんちは微生物の力によって作られています。

盲腸便を食べなくなったら、3つの原因が考えられます。

①うさぎが歳をとって食べにくくなった

歳をとると体を丸めて直接食べることが難しくなり、食べ残してしまうことが増えます。

②食事バランスが悪くて食べられなくなった

ペレットの食べる量が多いと、お腹がいっぱいになり盲腸便を食べられなくなることがあります。

ペレットの量を見直すことが大切です。

③盲腸便を食べなくなったことで体調を崩している

盲腸便にはうさぎに重要なビタミンが多く含まれています。

それを食べれなくなることで、神経系の病気になることもあります。

残すことが増えたら病院で診てもらいましょう。

トイレのニオイ対策は?

消臭効果のあるペットシートや砂に変える

匂いの原因になるのはトイレなので、トイレに使っているペットシートや砂を消臭力のあるものに変えてみましょう。

できれば無臭の物が好ましいです。

匂いが付いている物だと、トイレの臭いと混ざってしまい余計に臭くなることもあります。

こまめにトイレ掃除をする

うさぎのおしっこにはカルシウムが多く含まれているので、尿石がトイレにこびりつきやすくなっています。

こまめにトイレ掃除をすることで、こびりつきを軽減しましょう。

または、トイレの汚れが取れないようになってきたら、定期的にトイレを交換するもの方法だと思います。

空気洗浄機を使い臭い消しをする

部屋の中にこもっている臭いを取るのに、空気清浄機を使ってみてはいかがでしょうか。

空気清浄機の中でも、アンモニア臭を取るには脱臭機能が付いている物を選びましょう。

部屋の中の臭いを軽減してくれます。

うさぎは何でマーキングをするの?

うさぎは縄張り意識が強い生き物なので、マーキングをすることで自分の縄張りを主張します。

匂いを発する臭腺は、あごに1つとお尻に2つあります。

メスとオスではマーキングの仕方が異なりますので、分けてご説明します。

メスの場合は?

メスは生まれた子供に、あごの臭腺をこすり匂い付けをします。

自分の臭いがある子供しか育てることができないため、飼い主の方は触らないようにしましょう。

オスの場合は?

オスはおしっこを飛ばすスプレー行為をします。

本能でしているので飼い主の方が止められるものではありません。

代わりにスプレー行為に対する対策を考えていきましょう。

また、うんちにも匂いを付けてマーキングする場合もあります。

マーキング対策は?

避妊・去勢を検討する

避妊や去勢をすることで、マーキングを軽減することができます。

しかし、この手術は生後6ヵ月から12ヵ月の間にすることが望ましいです。

特にオスの場合はスプレー行為が、将来的に飼い主の方を悩ませると思います。

メスの場合も将来的に、子宮疾患になる可能性を無くしてくれます。

先の将来のことを考えて手術をするのも方法だと思います。

ケージの周りに壁を作成する

オスのうさぎを飼っている家では、スプレー行為によって汚れないようにケージの周りに壁を作ることをおすすめします。

プラダンや撥水シートを備えておくと、おしっこで汚れても拭きとることができます。

まとめ

  • うんちよりもおしっこの方が臭います。
  • 盲腸便はうさぎにとって大切な栄養です。
  • 匂い対策を3つご紹介しました。
  • うさぎは匂いを出す部分が3つあり、マーキングすることで縄張りを主張します。
  • 去勢・避妊手術や、壁を作ることで対策することもできます。

うさぎの匂いについてご紹介しました。

おしっこやマーキングで匂いが気になることもありと思います。

そんなときに、対策を実践していただけると少し匂いが改善されると思います。

去勢や避妊をすることで、お互いのストレスを減らしてくれます。

うさぎと暮らす時間は長いので、少しでも暮らしが楽になるように検討してみてください。