最愛のデグーが死んだら悲しいですよね。
デグーがいつどんな病気になってしまうかは、誰にも予測できません。
もしものために、あらかじめ準備をしておく必要があります。
デグーが病気した時のための保険について考えてみましょう!
まずはデグーの死因からご紹介します。
Contents
デグーのよくある死因
まずはデグーの死因についてみていきましょう。
飼い主の不手際から、先天的なものまで様々です。
低体温症
デグーの死因のうち、飼い主の不手際によるものが低体温症です。
デグーは低温に弱く、気温が10℃台になると活動が低下します。
デグーの低体温症の症状は、気温が低下している条件下で起こることなのでわかりやすいです。
- 身体が冷たくなる
ヒトと同じぐらいでもデグーとしては低体温気味です。
- 反応が鈍くなったり、動かなくなる
身体から無駄な熱を放散することを防ぎます。
- 呼吸が早くなったり、浅くなったりする
頻呼吸の状態です。
呼吸量を増やして体の熱代謝を上げようとしています。
- 毛が立つ
毛を立たせたりボサボサにすることで、熱が逃げるのを防ぎます。
初期治療で行うことは、デグーの体温を上昇させるために、デグーを保温してあげます。
糖尿病
デグーが糖尿病で直接死ぬということは滅多にないです。
ただ、糖尿病に伴う症状によって平均寿命より短命になってしまう場合があります。
糖尿病の症状は、
- 多く水を飲むようになった
- 尿の回数が増えた
- 急激な体重の増減
- 白内障
- (神経症)
です。
特に日常の変化で気をつけたいのが、「水を多く飲むようになった」「体重の急激な増減があった」の2点です。
多飲は糖尿病の代表的な症状です。
体重の増減は腫瘍の可能性もありますので、チェックが必要です。
デグーが糖尿病にならないように、おやつの量は少なく管理しましょう。
不正咬合
不正咬合はデグーがなりやすい病気です。
歯の噛み合わせが悪くなります。
その結果、うまく食べ物を食べることができなくなって、衰弱死という可能性があります。
また、不正な方向に伸びた歯が口の中を傷つけてしまい、感染症を起こす可能性もあります。
デグーの突然死の理由
腸閉塞
デグーの部屋んぽ中に、異物を食べてしまって、腸に詰まってしまうと起こります。
また、通常の餌でもお年寄りデグーはうまく消化することができずに、腸閉塞を起こしてしまう可能性があります。
糖尿病による腎不全
デグーの見た目にそんなに変化はないけれども、実は腎不全だったという可能性があります。
腎不全になってしまうと、体の毒素を排出しにくくなります。
毒素の蓄積によって突然に死んでしまう可能性があります。
先天性遺伝疾患
デグーが、生まれた時から病気を持っている場合です。
人間には気づかないようなデグーの病気があるのかもしれません。
落下による衝撃死や誤ってデグーを踏んでしまう
部屋んぽ中に起こる事故です。
デグーは高いところに登るのが好きです。
高いところから飛び降りる機能は備わっていないので、あまりにも高いところに登らせるのは注意が必要です。
また、部屋んぽ中に走り回るデグーを誤って踏んでしまった、という体験談を見ました。
「本当かよ!」と思いながらも、悲しい気持ちになりますね。
環境変化によるストレス
輸送や飼育環境のストレスによってデグーが突然死を起こす可能性があります。
そのため、輸送や飼育環境のストレスを最小限にとどめることが必要です。
老衰
デグーの平均寿命は6~8年と言われています。
天寿を全うしたということですね…。
デグーは保険に入れるべきか?
様々な病気にかかってしまう可能性のあるデグー。
デグーは保険に入るべきなのか。
保険に入らずに月々1,000円ぐらい「デグーが病気した時のため資金」を貯めるほうがいいかなと僕は思います。
ただ、ペット保険の補償内容はとても充実しているのも事実です。
ペット保険の概要を見ていきましょう。
デグーが入れるペット保険は?
プリズムコール®️
新規加入可能。
満5歳未満まで、保険に加入しておくことが可能です。
老衰する前のデグーの怪我や病気のための保険、と考えるのがいいでしょう。
老後のための保険という意味では不向きです。
費用はスタンダードな「オレンジプランⅡ」で説明します。
保険料年間40,400円です。
大体の補償内容は、
- 通院保険金は日額4,000円までを30日間/年
- 入院保険金は日額8000円までを30日間/年
- 手術保険は1回60,000円まで2回/年
となっております。
ipetアイペット損害保険株式会社「うちの子」cute
この保険は、アイペット損害保険株式会社の代理店で、かつ店頭での申し込みになる保険です。
また、ペットを購入した時から引き渡しの間に、契約しないればならない保険です。
デグーの場合、年間16,500円の保険料で、動物病院での実質自己負担額が30%になります。(人間の国民健康保険と同じですね!)
- 通院は1日12,000円までを22日間/年
- 入院は30,000円までを22日間/年
- 手術は15万円までを2回/年
です。
医療費が3割で済むと考えると、もしもの時に役に立ちます。
また、月々1,400円ぐらいというのもメリットです。
欠点は、ペットショップでデグーをお迎えする時にしか加入できないということです。
飼育し始めに未来のことを考えるのは難しいですよね…。
まとめ
デグーの保険についてまとめました。
ペット保険は、大きな手術をすることの少ないデグーには向いていないような気がします。
でも、デグーがいつ病気するかは誰にもわかりません。
もしものために、今から少しずつ貯金しておくことが現実的です。