キリンの角は何本あるか考えたことがありますか?キリンの角は2本だと思っている人に、是非この記事を読んでいただきたいです。
なぜなら、角の数は2本だけではないからです。残りの角は隠れてしまっているので探しにくいですが存在しています。
今回の記事では、キリンの角について4つの視点からご説明していきます。
- キリンの角の本数
- キリンの角の役割
- キリンの角を使った喧嘩
- キリンの角の成長
読み終わるころにはキリンの新しい知識を身につけることができますよ。
最後までご覧ください。
キリンの角は2本だと思っていませんか?
実は、キリンの角の数は全部で5本あります。
2本は見つけやすいと思いますが、残り3本はどこにあるのでしょうか?
1本はおでこの中心に膨らみがある部分にあります。
2本は耳の後ろあたりを見てみると膨らみがありますよ。
しかし、後ろの方の角は個体差があり、見えにくいキリンが多いといわれています。
はっきりとした角が見えるキリンの方が珍しいのです。
動物園に行く機会があれば、確認してみてください。
珍しいキリンを見つけられるかもしれませんよ。
キリンの角の意味や役割を知っていますか?
動物に角が付いているのは、自分を守るためだったり戦うときに使ったりするためです。
しかし、キリンの角は何のために生えているのか解明されていません。
キリンの角は戦いに使えるような強さや硬さをしておらず、毛で覆われて柔らかい角をしているからです。
一度骨折をしてしまうと、まっすぐに戻らなくなり曲がった状態から回復することはありません。
そのため、折れてしまうと大変なのです。
実際に、ある動物園のキリンの角が折れてしまい元に戻らなかったということも起きています。
キリンの角の役割が、今後解明されることを願います。
キリンは角を使って喧嘩をするの?
キリンはメスをめぐって喧嘩をしますが、角を使って喧嘩はしません。
では、体のどの部分を使って戦うのでしょうか?
それは、キリンの特徴である長くて太い首を振り回して叩き合います。
その戦い方を「ネッキング」といいます。
見た目が可愛いキリンですが、戦い方には迫力がありますよ。
戦いに勝つとキリンのオスの中で順位が決まり、順位が高いほど優先してメスと交尾することができるのです。
メスをめぐっての戦いなので、力が入ってしまうのはしょうがないのかもしれませんね。
キリンの角は成長するのでしょうか?
キリンの角には名前が付いていて、「オシコーン」と呼ばれています。
キリンのオシコーンは生まれたときから生えていますが、内側に折りたたまれた状態です。
出産するときに引っかからないように、折りたたまれているのかもしれませんね。
生まれて一週間経つと折りたたまれていたオシコーンが、まっすぐになり成長し始めます。
数か月経つにつれてオシコーンだけでなく顔の骨格も変化が表れます。
オスのほうがメスよりも骨ばった骨格をしていますよ。
まとめ
❑キリンの角は5本あり3本は見つけにくくなっています。
❑キリンの角の役割は判明されていません。
❑キリンの喧嘩は首を使ったネッキングという戦い方をします。
❑角の名前はオシコーンと呼ばれ、角は成長して数カ月たつと骨格がしっかりとします。
キリンの角についてご紹介しました。キリンの角の本数から成長まで幅広くご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
動物園に行く機会があれば、ぜひ角の数を確認してみてくださいね。
5本見つけられたらラッキーです!意外とキリンは解明されていないことが多い動物です。
今後新しい情報が出てくるかもしれませんね。
