チンチラを飼ってみたいけど、いくらするのかわからないから中々一歩踏み出せない!
といった悩みを抱える方も少なくないのではないでしょうか?
実はチンチラの値段は、種類によって大きく変わってくるんです!
近年沢山増えてきたチンチラの種類と、種類別の値段や特徴をご紹介します。
Contents
チンチラはいくらで買える?
チンチラの値段は種類によってまちまちですが、おおよその相場は20,000円~90,000円程となっています。
ベビーなどの販売時期が早い個体は、うまく飼育すれば懐きやすく人気であることから値段が上がることが多いです。
逆にある程度成長が進んだ個体や、ブリーダーさんが多く飼育しているといった理由から希少価値が下がり、珍しいカラーでも値段が抑えられる場合もあります。
また、チンチラは種類や希少価値によってだけでなく、個体の状態(毛並みや光沢感など)によっても値段が大きく変わってくるのが特徴です。
販売店やブリーダーさんによっても値段が変わってきますし、この種類だから確実にこれくらいの値段だという予想がつけづらい傾向にあります。
最初から自分で値段を決めつけず、チンチラを購入する際は店員さんやブリーダーさんによく話を聞いて、きちんと納得できる形で購入するようにしましょう。
チンチラの種類
今となっては沢山のカラーがイメージできるチンチラですが、野生のチンチラはスタンダードグレー1色でした。
しかし現在では突然変異やブリーダーさんによる改良などによって様々なカラーバリエーションのチンチラが存在するようになりました。
チンチラの代表的なカラーと値段の相場は、以下のようになります。
スタンダードグレー
最も一般的で、野生時に生息していたカラーです。
始まりの色であることから「ナチュラル」や「グレー」と呼ばれることもあります。
チンチラはもともと岩場で暮らしていたので、岩に隠れられるようにこのカラーになったと言われています。
全体が青みがかった灰色で、胸からお腹にかけては真っ白です。
価格は20,000円~40,000円程と、チンチラの種類の中ではこの種類が最もリーズナブルな価格となっています。
シナモン
全体的に薄茶色をしていて、グレーに比べるとかなり明るい印象のカラーです。
目の色は黒だけでなく赤い色の子まで様々で、歳をとるにつれて耳に柄ができてきたり、お腹が白くなってきたり、色の変化を一緒に楽しめるカラーとなっています。
シナモンは「ベージュ」とも呼ばれ、両親のかけあわせによって色が変わります。
色が変わると「ヘテロベージュ」や「ホモベージュ」など呼び方も変わることがあり、多種多様なカラーをもつ種類として愛されています。
価格は35,000円~50,000円程が相場です。
ブラックベルベット
全体が光沢のある黒色で、顎下からお腹にかけては白いです。
耳と尻尾に少しずつ白が混ざって灰色がかっているので、全体的にスタンダードグレーを濃くしたような色身になっています。
名前の通りベルベット調の光沢のある毛並みで、手触りも大変良い為ブリーダーさんに重宝される種類です。
価格は40,000円~55,000円が相場です。
ブラックエボニー
全体が黒で覆われている種類です。全体の色が黒ければ黒いほど値段が上がります。
両親のかけあわせにより色が変わり、黒が薄い場合は「マホガニー」や「チャコール」と呼ばれることもあります。
相場は50,000円~65,000円です。
ホワイト
全体的に白っぽく、個体にもよりますが所々にベージュが入っていることがあります。
突然変異で色素を持たずに生まれてきたと言われており、「ピュアホワイト」とも呼ばれ、目は黒色です。
目が赤い場合はホワイトではなく「アルビノ」という種類に分類されます。
その他に「ピンクホワイト」と呼ばれる種類もあって、目と耳がピンク色であることが特徴です。
ホワイト系の相場は60,000円~80,000円です。
バイオレット
全体が透き通った青紫色で、お腹は白です。
希少性と美しさから非常に人気の高い種類で、チンチラの種類の中でもお値段が高めです。
似たような色身で「サファイア」という種類もありますが、サファイアはバイオレットより青みが強いのが特徴です。
価格は60,000円~90,000円です。
チンチラの売ってる場所は?
チンチラは種類や人気が増えてきたこともあり、現在では全国のペットショップで販売しているところが増えてきました。
ペットショップ以外に売ってる場所としては、ホームセンターやチンチラ専門店が上げられます。
これだけ種類が増えてきたので全種類のチンチラを販売しているペットショップは中々ないと思うので、珍しい種類のチンチラを飼いたい方は専門店やブリーダーさんから入手する方法が望ましいです。
まとめ
チンチラの値段を決める要因は、種類と個体の状態であることがわかりました。
状態がよく元気な個体は長生きしやすいので、お値段だけに惑わされずに購入を検討したいですね。
同じ種類でも1匹1匹個性があるので、よく悩んであなただけの運命の子を見つけられるといいですね!