仕事で家を空ける時間が長くて、うさぎをひとりにさせて可哀想だと思ったことはありませんか?
うさぎは寂しいと死んでしまうなんて言葉もありますよね。
うさぎは寂しく感じているのか、実際にうさぎを飼ったことのある経験からご説明します。
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うさぎは寂しいと感じると死んでしまう?
結論からお伝えすると、寂しいと感じても死ぬことはありません。
そういう言葉もありますが事実ではありません。
仕事で家を長い時間空けていても、エサや水分を朝と夜の2回をしっかりあげていれば大丈夫です。
私が飼っていたうさぎは、人間がいない方が自由にのびのびと過ごしていた印象があります。
安心した場所だと認識するようになると、体を伸ばして寝るようになります。
家に帰って確認すると、寝ている姿をよく見かけました。
ケージの中もきれいで、長い間寝ていたことが分かります。
飼い主の方がいる時間は起きていて、うさぎは飼い主の方の生活リズムに合わせることができます。
うさぎが行動する時間は、夕方と明け方を中心に活発的になります。
日中家で過ごすときには、うさぎにとっては睡眠時間ですから、寝られるように生活音を静かにするなどの対策が必要になります。
うさぎが寂しいと死ぬという言葉はどこから来たの?
うさぎが寂しいと死ぬ、というのは誤解であることは、理解していただけたと思います。
なぜこのような言葉が生まれたのでしょうか?
そのことについて少し説明させていただきます。
原因は飼い主の方が出かけている間に、うさぎが突然死してしまったという状態が多くあったからです。
うさぎは体に痛みがあっても、周りに察知されないように隠してしまいます。
これは、うさぎの野生の本能が残っているからこそ、天敵に隙を見せないようにしているためです。
飼い主の方でも、うさぎの異変に気付くのは難しいのです。うさぎも隠すので余計に異変に気づきません。
それが原因で飼い主の方にとっては突然死にみえてしまいます。
これらのことから、うさぎは寂しいと死ぬという言葉が生まれました。
また、ドラマのセリフから生まれたという話もあります。
うさぎは1羽だけだと寂しく感じるの?
うさぎが1羽だけだと可哀想だと思って、もう1羽増やそうと悩んだことはありませんか?
同じように犬を飼われている方の中には、お留守番を1匹でさせるのは寂しがるのでもう1匹飼うことにしたという話も聞きます。
実際うさぎも寂しく感じているのでしょうか。
その説明は野生のうさぎの話を基に、説明していきたいと思います。
野生のうさぎは少数の群れで生活をする習性があります。
しかし、縄張りはそれぞれが自分のテリトリーを持っているので基本は単独で過ごす時間が長いです。
縄張り意識が強いうさぎの場合は、1羽でいる方が安心して過ごせます。
もう1羽増やしてしまうと、ストレスを与えてしまうこともあるのです。
うさぎにも性格があるので、合う合わないがあると思います。
一緒に育ったうさぎであれば大丈夫かもしれませんが、そうでないうさぎだと、合うか合わないかは実際に合わせてみないと分かりません。
知り合いの方に実際にあった話で、2羽飼ったところ相性が悪く喧嘩が多かったため、1羽を手放すことになったと聞いたことがあります。
相性は意外と重要なことが分かっていただけたと思います。
うさぎは1羽でも平気で生活多くることができますので、増やさなくて大丈夫です。
うさぎとコミュニケーションを取る時間を確保しましょう
うさぎが実際に寂しく感じているかは、ハッキリわかりません。
ですが、うさぎとコミュニケーションを取る時間を、毎日確保してあげてください。
うさぎが安心して過ごせる環境を作れるのは、飼い主の方の接し方が大切だと思います。
言葉が通じなくても、接し方や声かけで、飼い主の方のやさしさは通じるのではないでしょうか。
安心して過ごせる環境になれば、寂しさも減ると思います。
短い時間でもいいので、毎日の部屋んぽの時間にコミュニケーションを取ってみてください。
まとめ
- うさぎは寂しくても死にません。
- うさぎは痛みを隠すので突然死したようにみえ、寂しいと死んでしまう言葉が生まれました。
- うさぎは縄張り意識が強いので1羽でも平気です。
- うさぎとのコミュニケーションで寂しさを安心に変えてあげましょう。
うさぎは寂しさを感じているのかについて記事にまとめました。
うさぎは寂しいと死んでしまうのは誤解であること、その言葉が生まれた原因についても理解していただけたと思います。
私も飼い始めはその言葉を信じている部分もありましたが、実際に飼ってみるとほんとではないことに気づきました。
安心できる環境であれば、無防備に寝ている姿を見えるようになるかもしれません。
そんな姿をみえるようになれば、安心できる環境になった証拠です。
うさぎとのコミュニケーションの時間を大切に過ごしましょう。