デグーを金網ケージで飼育している人必見!
デグーがゆらゆら揺れたり、スヤスヤ寝ている姿をたくさん可愛がることができる魔法の道具「ハンモック」
今回は、「なぜデグーのケージにハンモックを取り付けるか」また、「ハンモックの製作手順」についてまとめました!
お安く作る方法も記載しているので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
デグーのハンモックの目的
なぜ、デグーのケージにハンモックを取り付けるのでしょうか?
その理由は、主に3つあると考えます。
高いところの遊び場になる
デグーはジャンプしてケージの中を動き回ります。
そのため、ハンモックをケージの上層部に設置しておくと、良い遊び場となります。
デグーが落ち着ける場所になる
ハンモックの揺れや、素材の温もりにより、デグーにとって落ち着ける場所になります。
巣箱以外にも落ち着ける場所を作ることで、デグーの日常に変化を与えてくれます。
体温調節が可能になる
冬場の寒いときに、ハンモックを暖突の下に置くとホットスポットになります。
巣箱でも寒いときの保温場所を作ることができるのでおすすめです。
夏は、涼しい素材のハンモックにします。
すると、巣箱より風通しが良く、体温を下げることができる休憩場所にしてあげることができます。
デグーのハンモックの素材選びと注意点
今回は、手作りでできるハンモックの作りかたを紹介します。
①素材の選び方
- 水洗いができる素材
- 夏は涼しむことのできる素材
- 冬はモコモコの暖を取れる素材
- 糸がほつれにくく、デグーの爪が引っかかりにくい素材
これらの素材を選びましょう。
全てを両立する素材はないので、用途にあったものを選ぶのがGOODです!
②大きさの選び方
サイズは幅20cm以上、奥行き25cm以上あれば十分といえます。
③掃除しやすい構造にする
デグーはお気に入りの場所をおしっこでマーキングする動物です。
そのため、ハンモックもおしっこにさらされてしまいます。
2日に1回ぐらいの頻度で掃除しなくてはならないため、掃除しやすい構造のものにするのがおすすめです。
具体的には、着脱のしやすい金具、取り出しやすい場所に設置できるものにする、といったところがポイントです。
④ハンモックの注意点
ハンモックの使い方次第では、事故につながる可能性があります。
注意点を少し確認しておきましょう。
温度調整できるようにする
ハンモックの上で、涼んだり、暖をとったりできる工夫をしましょう。
そのため、夏用と冬用で2つ以上はハンモックを準備して置くのもいいですね!
爪がひっかって宙づりになる場合がある
デグーがハンモックで寝ているときや、遊んでいるときに、ハンモックの布が爪に引っかかってしまう場合があります。
そのまま、ハンモックから落ちると宙づりになってしまいます。
対策は難しいですが、このような事故が起きる可能性も頭の片隅に入れておきましょう。
デグーがハンモックをかじる場合がある
かじり木などの他のかじるものを入れて対策しましょう。
どうしてもハンモックをかじる場合は撤去してしまうことをおすすめします。
金具の音が気になる場合がある
ハンモックが揺れる際に、ケージと金具が擦れる金属音が気になる場合があります(人間が)。
金具とケージの間にクッションを置くなどして対策しましょう。
100均のアイテムでハンモックの作り方
デグーのハンモックは、市販のもので1,500~2,000円ぐらいが相場です。
ただ、少し手間をかけ、手作りすることでもっとコスパ良く作ることができます。
その方法についてみていきましょう!
準備するもの
ハンモック用素材
- タオル
- ネックウォーマー
- ランチョンマット
上記素材は一例です。
素材は季節や利便性によって選んでいただいてOKです!
ケージ固定用器具
- カラビナ
- 大きめのクリップ
- リングキーホルダー
それぞれお好みなものを4つずつ用意します。
ハンモックに金具を装着するための道具など
- ハトメ
- ハトメパンチ
- ハサミ
- 裁縫セット
全て100円均一で手に入るものです。
ハトメパンチを購入しても、500円以内にはおさまるでしょう!
手順
1.布をカットする
布を適切なサイズにカットして、端を縫います。
サイズはケージの大きさにもよりますが、20cm×25cmぐらいにします。
このとき、布を二重にすると丈夫さがアップします。
端を縫うことで見栄えを良くして、ほつれないようにします。
2.ハトメを設置する
四隅に穴を開け、ハトメを設置します。
ハトメのサイズに合わせて四隅に丸い穴を開けます。
そこにハトメパンチを用いて、ハトメを設置します。
3.ケージに固定する
四隅にケージと固定する金具を設置し、ケージに固定します。
ハンモックを適度にたわませた状態で、金具をケージに装着します。
完成です。
ハトメを用いることでハンモックの耐久性が上がるので、ぜひ自作ハンモックを作ってみてください!
まとめ
デグーのハンモックは購入しなくても、良いですね!
市販のものには木でできたハンモックや、テントのようなハンモックなど凝ったものもあります。
手作りの範疇を超えているものは買ってみるのもアリです(笑)
一般的なハンモックは、100均の道具で手作り可能なので、作ってみてはいかがですか?