モルモット

モルモットのケージを自作で作るのもアリ

モルライフをお楽しみの皆さま、ケージはどんなものを使われていますか?

掃除の利便性や通気性を優先、おしゃれな床材を合わせたいけど、この部分は・・・、などなど多くの方が「理想的なケージ」を構想しつつも妥協してしまっている事は多々あると思います。

今回は最高のモルライフに欠かせない「理想のケージ」を突き詰めるため自作モルケージのDIYについてまとめてみました!

理想のケージって何だろう?

誰もが探し求める理想のケージとは一体どんなものでしょう。

モルモットが快適に暮らせる事はもちろん、飼育者が掃除しやすく、おしゃれで見栄えも良い。

安ければ安い程ありがたいし、噛まれても頑丈で汚れが付きづらいケージありますか?

なんて店員さんに聞いたら驚かれるでしょうね。

「ありません」と直ぐに言われてしまうかもしれません。

しかし諦めるのはまだ早いです! 

探し求める理想のケージが何処にも売っていないなら自分で作ってみるのもアリではないでしょうか??

自作のケージ? モルケージのDIY

自分で作ろうとなると先ず、一からレイアウトから考えなくてはいけません。

加えて、どれくらいのサイズ? 高さは? 材質は? これって安く収まるの?? 

と、まあワクワクしながらもお財布が気になってくる方も居られるでしょう。

しかし安心して下さい! 

最近流行っている人気の手作りケージは何と、殆ど100均で揃えられるんです! 

おすすめの材質など幾つか紹介させていただきますので参考にしてみて下さいね!

ワイヤーネット

先ずはベースがワイヤーネットの場合です。

最近の100均は非常に品揃えが豊富で、おそらくどのお店に行っても置いてあると思います。

ワイヤーネットはサイズが幾つかありますが、モルモットの場合高さは30㎝もあれば越えられませんから横幅を基準に購入しましょう。

作りたいケージのサイズに合わせ面の数だけ購入します。

忘れてはいけないのが結束バンド! 

これなら釘や金づちを使わず素人でも簡単にケージが組み上げられますね。

もう一つ必要なのが開閉するための扉です。

こちらも100均で売っているカラビナを用いる事で簡単に開閉が出来るようになります。

天井部分は開けたままでも覆っても良いと思います。

(※天井を付けない場合は高さに充分気を付けて下さい。格子に足をかけ無理矢理、脱走する子も稀に居ます)

ただし床面は仮に、すのこを用いる場合サイズを考慮しなければなりませんので、事前にワイヤーネットの幅に合うものを選んでおきましょう。

最後にトイレシートと床材を入れてあげれば完成です! 

60㎝のケージを作るのに何と千円・・・。(※税とトイレシートは含んでいません)

衣装ケース

続いては衣装ケースをベースにしていきましょう。

衣装ケースはどんなタイプでも大丈夫ですが高さには注意してくださいね。

最低でも30㎝以上の高さが無いと脱走の危険性があります。

衣装ケースの枠上部に天井を付けるための穴を開けていきますが、先の尖った鉄製のドライバーや千枚通しを熱すると開けやすいです。

先程と同じワイヤーネットを衣装ケースのサイズに合わせて選び、一緒に結束バンドカラビナすのこも買っておきましょう。

底の部分にすのことトイレシートを敷き、開けた穴とワイヤーネットを結束バンドで結んで開閉させる上部の扉部分をカラビナで閉じたら完成です! 

衣装ケースを自宅にあるもので代用した場合、100均で買った者は僅か5点・・・。

本格派、木製ケージ

最後は本格的な例も見てみましょう。

材料は100均で手に入る最初のワイヤーネットを主軸に内側を彩っていきます。

ガーデニングコーナーで売られている木製の柵、若しくはすのこを作りたいサイズに合わせて購入。

同じく100均で売られている蝶番をコーナー用と造るサイズにより平行用も購入します。

すのこや柵を蝶番で固定し囲ったら床面に敷くカーペットを買いましょう。

これも100均に売られているもので充分にカラーバリエーションが揃っています。

モルモットの家となる巣箱やトイレ小屋、他にもお好みで回し車など自由に配置します。

ケージ用として販売されているペット用品との併用を考えるなら、壁はすのこが取り付けしやすいでしょう。

ガーデニングコーナーに売られている小物を置いたりして小さなお庭を造るイメージで作成すると、100均で揃えたとは到底思えない豪華なケージが造れます。

自作ケージにおける注意点

上記に挙げた幾つかの例の他にも、衣装ケースを水槽で代用したり、小屋を設置せず寝床を床材のフリースで代用し寝袋の様に使ってみたり。

DIYに枠や制限は一切ありませんから自由自在に造ることが出来るんです。

しかし注意しなければならないのが先ず強度

自作である分、販売されている様なケージと同じに考えてはいけません。

壊れてしまう可能性を考慮しながら作っていく必要があります。

何よりモルモットは何でも噛む習性がありますので、結束バンドを噛んで壊してしまったり、すのこを齧って脱走してしまったりと何が起こるか分かりません。

次に通気性です。

自作ケージでベースを衣装ケースや水槽にすると通気性が悪く、雑菌が繁殖しやすい点も充分に考慮して下さい。

創作は楽しく、自作であることで感覚に補正が入りやすいですがアナタの造ったケージには、これから生き物が住む訳ですから、多くの想定や危険が無いかを確認してください。

飼育者にとっても、モルモットにとっても、安心出来る環境づくりをしてあげて下さいね。

まとめ

手作りケージは、価格も抑えられるだけでなく、見た目も自由自在で作っていながら非常に楽しめる事でしょう。

しかしアナタが造ったケージの中で生活していく大切な「命」を忘れてはいけません。

その中で生活する命があり、生きている以上どんな行動をとるか分かりません。

予め危険が及ばないよう釘などの使用は出来るだけ避けたいですし、脱走などしないよう強度についても充分に考える必要があります。

脱走したり怪我をしてしまえば、素敵なモルライフが元も子もありません。

あくまでもモルモットにとって安心、安全で暮らしやすい環境であり、アナタが少しでも掃除しやすく管理しやすい理想のケージに向け、挑戦してみて下さいね。