お家にデグーがいるから長期旅行に行けない…。
そんな不安を抱えている方はいませんか?
これからペットを飼いたいけども、家を長期不在できなくなるからためらっている。
そんな方に朗報です。
現代の日本では、様々な方法でペットを長期管理してくれるところがあります。
その方法についてまとめました。
Contents
デグーと一緒に旅行に行く場合
まず、デグーと一緒に旅行に行くことはおすすめしません。
何故ならば、デグー達へのストレスが大きすぎるためです。
引っ越しや1ヶ月などの外出の際のみの対応としてお読み下さい。
ケージごと車で運送する
デグーの飼育セットをそのまま車に詰め込み移動します。
注意が必要なのは以下の三点です。
- 餌
- 水
- 温度管理
特に車内の温度管理を注意する必要があります。
デグーが快適な温度に設定します。
さらにエアコンの風がデグーに直接当たらないようにします。
また、輸送時のストレス軽減を考えて、毛布をケージの上からかけておくこともおすすめします。
デグーだけを運送する
キャリーケースなどに、牧草と普段使用している匂いのついたタオルなどを敷いて運送します。
どちらの輸送方法にしてもデグーには相当のストレスになります。
短期間の旅行でしたら、一緒に連れて行くより、お留守番させるほうがデグー達への負担が少ないです。
デグーを家に置いて旅行に行く場合
デグーをお留守番させる場合の方法は4つあります。
それぞれについてみていきましょう。
ペットホテル、動物病院に預ける
ペットホテルや動物病院で預かってもらいましょう。
自分が普段利用しているショップがペットホテルを行なっているか、近くにデグーを預かってくれる動物病院があるかどうか、を事前に調べておくといいです。
預ける場所によっては、毎日のデグーの様子をメールで送ってくれるところもあるようです。
元気そうなデグーの姿を見れると、安心して旅行を楽しむことができますね!
デグーをペットホテルに預けた際のお値段は2,000円~のお店が多いようです。
ペットシッターに預ける
ペットシッターとは、「ペットシッター士」や「認定ペットシッター」の資格を持った方に、お家に来てもらってお世話をお願いする方法です。
この場合、3日に1回だけお願いしたりすることができるので、長期不在の場合におすすめです。
ペットシッターは、基本的に犬猫のお世話がメインでデグーを扱ったことがない方もいます。
ちなみにお値段は1日1回1時間で3,000円前後と考えておくといいでしょう。
1時間でお世話可能な場合、ペットホテルに預けるよりもコスパがいいです。
友人に預ける
デグーを近くに住む友人に預けましょう。
ケージごと預けるとデグーも自分の匂いのついた場所を確保できるので安心できます。
今では、友人だけではなくSNSなどで同じ地域に住む飼育者同士で繋がることができるので、見つけやすいと思います。
近くにデグーを預かってくれる友人がいたらどれだけ気楽に旅行に行けることか…。
部屋に数日分の準備をして、置いて行く
2.3日の外出なら平気です。
チモシー、ペレット、水、を日数分準備してお留守番させます。
この時、部屋の温度は快適にするためエアコンをつけっぱなしにしましょう。
詳しくはこの後にまとめます。
日数別必要な不在対策
日数別にどのような対策が必要かまとめました!
1泊2日
餌、水は、普段の量で十分です。
強いて言うならチモシーを多く入れておくぐらい。
旅行に行く前にケージの掃除をするようにはしましょう。
温度管理も大事なのでエアコンはつけっぱなしにしましょう!
エアコンの設定温度は
夏場は27℃
冬場は23℃
ぐらいが妥当です。
2泊~3泊
準備が必要になります。
チモシー、水、ペレットを日数分準備します。
この時、ケージ内の1箇所に置いておくとデグーが初日に食べきってしまう可能性があるので、2個所以上に分けて隠したりして置きましょう。
水に関しても、1つの水入れをこぼしてもいいように2つ設置します。
5泊以上
宿泊施設に預けましょう。
人によっては牧草と水だけで1週間は大丈夫と言う人もいます。
自己責任で行いましょう。
デグーをお留守番させる前にしておきたいこと7選
お留守番させる際の注意点をまとめました!
数日間実験してみる
まず、自分が家にいるときにシュミレーションしてみます。
2.3日分の餌とペレットと水を入れて、デグーがどれぐらいの期間で消費するのか。
ケージはどれぐらい汚れるのか。
これらを確認しておくと、デグーに留守番させた時のイメージがしやすく、安心してお留守番させることができます。
温度管理のチェック
温度が適切に設定されているかを確認します。
26度前後にしておくのがベストでしょう。
ご飯の量のチェック
ご飯を日数分セットしたかをチェックしましょう。
ペレットは、日数分にします。
チモシーはいくらあってもいいので多めに設置しましょう。
野生では牧草しか食べないので、飼育下でもチモシーと水で生きることができます。
水の消費量チェック
水は生きる上で必須になります。
事前のシュミレーションでどのぐらい消費するのかを見極めて、それより多くの水は確保しておいてあげましょう。
念のため2個所以上に、水飲み場を設置しておくことをオススメします。
ネットワークカメラの動作チェック
デグーのケージを監視できる「ネットワークカメラ」というものがあります。
遠隔で、アプリで操作するカメラのことです。
きちんと操作できるか、デグーのケージを映し出しているかをチェックしておきます。
不在にする前は、ケージの戸締りをしっかり!
基本ですが、デグーが脱走しないようにケージに鍵をかけておきましょう!
デグーが脱走して、電気コードをかじって火事になったら大惨事です。
まとめ
デグーは水と牧草で生きることが可能です。
温度管理、水、牧草、をしっかり準備できれば、数日の飼い主不在でもお留守番することが可能です。
どうしても心配な時は、ペットホテルなどに預けるなどしましょう!